チューリップの撮影方法はいろいろ考えられます。この写真ではたくさん咲いているイメージと、リズム感、彩り豊かな表現を考えました。画面をチューリップで埋めるために、低いところで咲いているチューリップを主役に選び、手前にある背の高いチューリップの花の下からのぞき込むようなアングルで撮影しました。そうすることで、主役の上部にも花が並び密集感が表現できます。
チューリップは関東地方で4月ごろが見ごろのお花ですが、ウィンターチューリップは真冬の1〜2月でも楽しめます。花を撮るときには「花の高さ」から撮ることが多いと思いますが、ちょっとした高さやアングルで印象が変わるので、高さをいろいろ変化させながら構図をつくってみましょう。角度を意識した写真の撮り方はこちらもチェックしてみてくださいね。
"主役" になる花を見つけて、いろんなアングルに挑戦してみましょう!
1月、2月は寒い日が続きますが、春の訪れは思っているよりも近くに。写真家の川合先生の記事を参考に、少し早い春を探しにカメラ散歩に出かけてみては?
1月から12月まで「旬の被写体」をピックアップ! 思わず撮ってみたくなる写真や撮影スポット、撮り方のヒントになる記事をご紹介します。