月を大きく撮るには?

月を大きく撮るには?

《スーパームーン対策》 月を大きく、
画面いっぱいに撮るには?

「スーパームーン」と聞くと、月にカメラを向けてみたくなりますよね。 でも、実際に月を撮ってみると「思ったより小さくしか撮れないな」と気づくと思います(スマートフォンはもちろん、一眼レフやミラーレスでも)。 では、画面いっぱいに月を撮るには、どうしたらいいのでしょうか?

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基本は「望遠レンズ & トリミング」

月の大写しの基本は「望遠レンズ&トリミング」

画面いっぱいに月を撮るためには、焦点距離 2000mm相当の「超望遠レンズ」が必要です。でも、そんなレンズ、なかなか用意できるものではありません。だから、月の大写しは「トリミング(切り取り)」が基本。月が写っているあたりを切り取って「大写し」に加工するわけです。

画像編集ソフトがあれば簡単にできるワザですが、トリミングすると画素が少なくなり、プリントサイズも小さくなってしまうので、切り取る前の写真のクオリティが重要。できるだけ月を大きく写せる望遠レンズと、高画素のカメラを使いましょう。(詳しくはこちら

でも、加工なしに大写しにできるのがいちばんラクですよね。それには「高倍率ズーム」が得意なコンパクトカメラが便利です。

手軽に月を大きく撮るなら、
高倍率ズームの「コンパクトカメラ」
が便利

高倍率ズームのコンパクトカメラで撮影した月

PowerShot SX70 HS
プログレッシブファインズーム130倍で撮影

画面いっぱいに月を写したこの写真は、キヤノンのコンパクトカメラ PowerShot SX70 HS で撮影したもの。トリミングなどの加工なしです。

PowerShot SX70 HS は「光学ズーム65倍」、高画質なズーム撮影が楽しめるカメラですが、さらにデジタルズームの「プログレッシブファインズーム130倍」を使用すると、遥か彼方の天体も引き寄せる「2730mm相当」の超望遠撮影が可能です。このくらいズームできるカメラだと「画面いっぱいの月」写真が手軽に撮れますよ。

  • ※ 35mmフィルム換算
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月を大きく撮りたい方におすすめ。
PowerShot SX70 HS

PowerShot SX70 HS

高画質な「光学65倍ズーム」、さらに高倍率な「プログレッシブファインズーム130倍」で、月を画面いっぱいに大きく撮ることができます。

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高画質で月を大きく撮るなら、
お求めになりやすい「超望遠レンズ」
がおすすめ

RF800mm F11 IS STMに2倍エクステンダーを装着して撮影した月(トリミング)

RF800mm F11 IS STMに2倍エクステンダー(エクステンダー RF2X)を装着して撮影した月(トリミング)

手軽に月を大きく撮るには、望遠レンズで撮った画像をトリミングするか、高倍率ズームのコンパクトカメラで撮ることで、ひとまず対応できます。さらにくっきり高画質で月を大きく撮りたいとなると、超望遠レンズがほしいところ。でも、超望遠レンズって、超高価で手が出せない……。いいえ! キヤノンのRFレンズシリーズには、手ごろ価格の実力派超望遠レンズがラインアップされています。

RF600mm F11 IS STMRF800mm F11 IS STMといったレンズは、超望遠レンズとは思えないほどコンパクト。絞りF11固定という思い切った設計により、価格もグンと抑えられています。それでいて画質も上々。これを月の撮影に使わない手はないでしょう。

ところで、満月の露出は昼間の風景とほぼ同じで、ISO100、絞りがF8ならシャッター速度は1/250秒ぐらいです。月が欠けていく(月食が進む)に従って露出を増やします。月が地球の影に隠れる皆既になると、ISO感度を400〜800に上げても数秒の露出が必要です。

満月のときはオートフォーカスが効いても、月食が進むとピントが合いにくいので、マニュアルフォーカスにするとよいでしょう。

RF800mm F11 IS STMで撮影

RF800mm F11 IS STMで撮影

4月にRF800mm F11 IS STMで撮影した満月。エクステンダーなしです。もっと大きく写したい場合は、1.4倍や2倍のエクステンダー(エクステンダー RF1.4Xエクステンダー RF2X)を使用します

RF800mm F11 IS STMに2倍のエクステンダーを装着して撮影

RF800mm F11 IS STMにエクステンダー RF2Xを装着して撮影

RF800mm F11 IS STMエクステンダー RF2X を装着すれば、800mm×2倍=1600mmの超望遠となります。絞り値はF22となりますが、最新のミラーレスカメラならファインダー像は暗くならず、AFも効いてくれて快適な撮影が楽しめます。

監修:中西アキオ(天体写真家)

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高画質で月を撮るための
おすすめ機材

RF800mm F11 IS STM

RF800mm F11 IS STM

RF600mm F11 IS STM

RF600mm F11 IS STM

エクステンダー RF1.4X

エクステンダー RF1.4X

エクステンダー RF2X

エクステンダー RF2X

EOS R(ボディー)

EOS R

想像を超える高画質へ。RFマウント採用、フルサイズCMOSセンサー搭載ミラーレスカメラ。

EOS RP(ボディー)

EOS RP

約485グラム。小型・軽量化を実現しながらも、高画質・高性能なフルサイズミラーレスカメラ。

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