解決!Rのギモン 第1回

第1回超望遠での動体撮影! 
EOS RのAF性能は?

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T.M

キヤノンイメージゲートウェイ編集部

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2018.12.19

「解決!Rのギモン」へようこそ。こちらは「EOS R」についての皆さまのギモン、モヤモヤをスッキリ解決する連載企画です。スペック的なギモンにはキヤノンより、実践的な検証が必要なギモンは、写真家・工藤智道さんがEOS Rを操りながらお答えします。

今回のギモン① Q. EOS Rに望遠レンズをつけての撮影時、
AF(オートフォーカス)性能はどうでしょうか?
またエクステンダーの使用制限はありますか?

【キヤノンからの回答】
測距エリア全域で F8/F11光束対応AF※ を実現しており、例えば EF800mm F5.6L IS USMEXTENDER EF2×III を使用すると、1600mmの焦点距離でのAFも可能です。
鉄道や航空機、野生動物、スポーツ等での撮影領域がさらに広がります。

EOS RのデュアルピクセルCMOS AFは、撮影者の意思に遅れることなく動体の一瞬の動きを捉えます。さらにAF精度や追尾性能も進化。あらゆるシャッターチャンスに対応します。また、EOS Rに「マウントアダプター」を装着することで、従来のEFレンズ、EF-Sレンズの機能をそのままEOS Rに伝えて使用できます。

  1. ※ レンズや状況によって対応できない場合があります。

《実際に撮ってみた!》

EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM + EXTENDER EF2×III で、
ヒコーキを撮ってみました。

写真家・工藤智道さん

工藤 智道

写真家・EOS学園講師

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工藤 智道

1969年、横浜生まれ。 日本写真芸術専門学校卒。卒業後、風景写真家の竹内敏信氏に師事。4年間のアシスタントを経て独立。日本の自然風景、都市風景を撮り、夜景や花火の撮影もこなす。写真専門誌で撮影、執筆も数多くパソコン誌、デジタルカメラ専門誌でも活躍。日本写真家協会会員。

EOS学園 講師紹介へ

超望遠ズームレンズ+エクステンダーで、ヒコーキを撮ってみました。

EOS R・EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM + EXTENDER EF2×III・F16・1/30秒・ISO 100

【写真家・工藤智道さんによる実践検証】
カメラはEOS R、レンズは EF100-400mm F4.5-5.6L IS Ⅱ USMEXTENDER EF2×III を使って撮影してみました。超望遠となるため最初にピント合わせしたときにはほんの少しだけAFが遅く感じましたが、一度ピントが合えば、サーボAFで被写体にピントを合わせ続けてくれました。

マウントアダプターで
EFレンズとエクステンダーを装着

EOS RにマウントアダプターでEFレンズとエクステンダーを装着

EOS Rマウントアダプター EF-EOS REXTENDER EF2×IIIEF100-400mm F4.5-5.6L IS Ⅱ USM の組み合わせでも、しっかりとAFが動作してくれます。

画面の端にいる飛行機にも
ピントを合わせられる

EOS Rは画面の端にいる飛行機にもピントを合わせられる

EOS Rの測距エリアはとても広範囲なので、画面の隅でもピント合わせが可能。フレーミングの自由度が高く、飛行機のような動きモノでも快適に撮影できました。

今回のギモン② Q. 撮影後、液晶ビューファインダー(EVF)に
表示されるプレビューは消せる?

【キヤノンからの回答】
消せます!  EVFにプレビューを表示させない設定ができます。

EOS Rでは、EVFによる撮影と、背面の液晶モニターを使ったライブビュー撮影が可能です。標準設定では、EVFで撮影した直後、EVFにプレビュー画像が表示されます。そのプレビュー(撮った写真)が表示されている間は、被写体(いま現在の様子)が見えなくなります。

EVFにプレビューを表示させない設定は可能ですが、その場合、撮影後、自動的に背面液晶にプレビュー表示させることができなくなるので、再生ボタンを押して画像を確認します。

今回のギモン③Q. 隅っこに設定したAFフレームをすぐ中央に戻すことはできる?

【キヤノンからの回答】
ゴミ箱マークの「消去ボタン」を押すと「中央」に戻せます。

EOS Rは、画面上の広い範囲でピント合わせが可能なカメラです。ねらった場所に合わせられるので便利ですが、画面の中央に瞬時に戻したくなることもありますよね。一眼レフのEOSではマルチコントローラーを押し込むことで中央に戻すことができました。

消去ボタン

EOS Rでは、背面の消去ボタンを押すことで中央に戻せます。また操作ボタンカスタマイズにより、ほかのボタンに割り当てて使うことも可能です。

今回のギモン④Q. EOS Rでも「親指AF」は設定できる?

【キヤノンからの回答】
マルチファンクションバーの右に「AF ON」ボタンがあり、このボタンでAFを動作させることができます。従来同様の操作ボタンカスタマイズで、「AEロック/FEロックボタン」などにAFの設定も可能です。

【写真家・工藤智道さんの回答】
三脚を使った撮影などで便利なのが通称「親指AF」といわれる設定です。三脚の雲台を操作するときは両手を使うので、どうしてもシャッターボタンから指が離れます。手持ち撮影のようにシャッターボタンを「半押し」し続けることができません。三脚使用時には、ピントを合わせても、雲台を操作するとシャッターボタンから指が離れてしまい、撮影しようとシャッターボタンに触れると再びカメラがピント合わせをしてしまい面倒です。手持ち撮影のようにAFロックができません。

ボタンカスタマイズメニュー

そんな煩わしさを解消する設定が通称「親指AF」です。AF ONボタンを使用するか、操作ボタンカスタマイズで、右手親指側にある「AEロック/FEロックボタン」でピント合わせができるようにできます。

Q&Aは以上です! 今回はEOS Rの動体撮影について、写真家・工藤智道さんの実写もまじえてお答えしました。いかがでしたか? 次回も皆さまからの質問・ギモンにお答えしていきます。お楽しみに!

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