

- 講師:斎藤裕史
- 詳細プロフィール
1968年、千葉県松戸市生まれ。大阪芸術大学芸術学部写真学科卒業後、関西を拠点に雑誌、広告等の撮影を行っている。現在は写真教室や撮影会の講師も務めアマチュア指導にも力を入れている。作品集に『WHITE MESSENGER SWAN』、著書に『わっ、撮れた! 夜景・イルミネーション編』ほかシリーズ3作、『明日、撮りたくなる写真』(すべて日本写真企画)がある。EOS学園大阪校講師。
EOS 5D Mark IV・EF180mm F3.5L マクロ USM・絞り優先AE(F3.5・1/180秒)・+1/2補正・ISO400・ホワイトバランス:太陽光・ピクチャースタイル:風景
被写体としての花の季節もいよいよ終盤。そこで主役に躍り出るのが、秋の季語でもあるコスモスです。私は年間を通して多種多様な花を撮影しますが、常に考えているのは、「その花をもっとも魅力的に表現するにはどのような撮り方が適切か」ということです。
コスモスは広角レンズで風景的に捉えても、マクロレンズで接近しても魅力的な表現が可能な被写体です。私がベストだと思う撮り方は、マクロレンズの最短撮影距離まで接近する方法。コスモスの花びらがふんわりと優しく浮かび上がり、肉眼では感じることのできない表現ができます。
さて、マクロレンズでコスモスを撮るとき、プロフェッショナルでも逆らえない自然界の「条件」があります。その条件とは?
プロの一手、その答えは・・・