ドラマチック!「鉄道風景写真」入門 第2回

ドラマチック!「鉄道風景写真」入門

  • 第2回〈月1回・全3回更新〉
  • 講師:山﨑友也(鉄道写真家・EOS学園講師)
鉄道写真家・EOS学園講師 山﨑友也先生

皆さん、こんにちは。鉄道写真家の山﨑友也です。
鉄道写真というものは、車両をありのままに撮る「形式写真」や、走行中の列車を撮る「編成写真」など、さまざまなジャンルに分かれています。ここでは鉄道に詳しくなくても楽しめる、もっともポピュラーで人気の高い「鉄道風景写真」についてお話していきます。絶景の中に列車が加わることで、写真がドラマチックになりますよ。

  1. 鉄道風景写真をうまく撮る手順

  2. 鉄道風景写真の「構図」とは

  3. 鉄道写真をもっと楽しもう

鉄道風景写真は「構図」が命。

写真の善しあしは「構図」で決まる! そう断言してもいいでしょう。いくら素晴らしいカメラやレンズを使っていても、ベストな構図がつくれなければ、いい写真にはなりません。そこで今回は、鉄道風景写真の構図について徹底的に学んでいきましょう。一般的に「構図はセンス」ともいわれますが、今回ご紹介する構図の知識さえマスターすれば、明日から何にも迷うことはありません。

知床半島 鉄道風景写真

MAP

撮影データ:EOS Kiss X4・EF300mm F4L IS USM ・EXTENDER EF2×II・マニュアル(1/2000秒・F8)・ISO200・WB太陽光
撮影地情報:釧網本線止別〜知床斜里

「鉄道風景」この一枚への思い

「3月の上旬、ボクは北海道の北東部、知床半島の付け根にいました。この日は別の撮影で訪れていたのですが、せっかくなので、朝一番の始発列車を撮ることにしました。夜明け前に起き、暗い雪道を歩くこと20分。お目当ての撮影地に到着です。オホーツク海に面したこの地では、流氷と一緒に列車を撮ることもできるのですが、あえて海にはレンズを向けませんでした。陸から海に向かって、もの凄い強風が吹いていたため、風が巻き上げる雪にねらいを定めたのです。じわじわと太陽が昇るなか、雪煙をものともせず向かってくる列車の勇姿をとらえることができました。顔も手足も凍るほどの寒さでしたが、おかげで渾身の一枚が撮れました。

では、鉄道風景写真を撮るうえで欠かせない
「構図」のポイントを紹介しましょう。

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