こんにちは! 航空写真家のチャーリィ古庄です。この講座では、作品をご覧いただきながら、誰もが楽しめる航空写真の撮り方を解説していきます。大空を飛ぶ飛行機へのあこがれやロマンを写真で表現してみませんか?
航空写真というと、超望遠レンズなどプロ用機材がないと撮れないと思いますか? いいえ、EOS Kissシリーズをはじめ入門機種でも楽しむことができます。では、始めましょう。
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静的な風景写真とは違い、ヒコーキ写真の相手は動きの速い被写体です。でも、ただ飛行機を撮ればいい写真になるかといえば、そんなことはありません。大空や風景と飛行機を最高のバランスとタイミングで撮るには、どのように画面をつくるか、つまり「構図」づくりがポイントになります。今回は、ヒコーキ写真の構図について学んでいきましょう。
重量感のあるUPSの貨物専用機がテイクオフする姿。テッド・スティーブンス・アンカレッジ空港周辺には、アラスカの豊かな大自然が広がります。この日は雪山を背景に、望遠レンズの圧縮効果を出してねらってみました(撮影地は航空写真地図→写真右下のMAPボタンをクリック!)。
この場所には何日か通って撮りましたが、空気が澄んだ状態で順光になるタイミングがベスト。背景の山々でアラスカらしい雰囲気を伝え、3つのエンジンから吹き出る排気によって、パワフルに離陸する飛行機の姿を表現したいと考えた一枚です。
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