空はあこがれ!「ヒコーキ写真の世界」

空はあこがれ!「ヒコーキ写真の世界」

  • 第2回〈月1回・全3回更新〉
  • 講師:チャーリィ古庄(航空写真家・EOS学園講師)
航空写真家・EOS学園講師 チャーリィ古庄先生

こんにちは! 航空写真家のチャーリィ古庄です。この講座では、作品をご覧いただきながら、誰もが楽しめる航空写真の撮り方を解説していきます。大空を飛ぶ飛行機へのあこがれやロマンを写真で表現してみませんか?
航空写真というと、超望遠レンズなどプロ用機材がないと撮れないと思いますか? いいえ、EOS Kissシリーズをはじめ入門機種でも楽しむことができます。では、始めましょう。

  1. 「ヒコーキ写真」撮り方の手順

  2. ヒコーキ撮影はタイミングが命!

  3. 「ヒコーキ写真」構図のポイント

※ 内容は予告なく変更される場合がございます。

ヒコーキ撮影はタイミングが命!

ヒコーキ写真の撮影で大切なことのひとつは、的確なタイミングでシャッターチャンスを逃さないこと。飛行機がもっとも美しいタイミングで撮れるようになれば、ヒコーキ写真はますます楽しくなりますよ。

エアバスA380型機の空撮

MAP

撮影データ:EOS-1D X・EF200-400mm F4L IS USM エクステンダー 1.4×(焦点距離:200mm)・1/2000・F8・ISO400・WB オート

「ヒコーキ写真」この一枚への思い

滑走路が平行に4 本もあり、世界の空港の発着数ランキングの上位に入るロサンゼルス国際空港。私にとってロスは、パイロットの資格を取得して4年間住んでいた第2の故郷です。毎年撮影に行っていますが、このあたりの空はすべて頭に入っているので空撮もしやすいです。この日は、管制塔の好意でエアバスA380型機の到着に合わせて撮影場所に入れてもらいました。ドアを開けたヘリコプターから、世界最大の機体の着陸とロスの街をベストなタイミングでねらいました。

では、ヒコーキ写真をベストなタイミングで
撮る方法を見ていきましょう。

次ページ 【基本 1】「着陸機」と風景をタイミングよくからめる!

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