DPPでカンタン写真編集 《第8回》「ホワイトバランス」で色を調整しよう

本コンテンツは「キヤノンフォトサークル」との
特別タイアップ記事です。

DPPでカンタン写真編集《第8回》「ホワイトバランス」で色を調整しよう

GOTO AKI

GOTO AKI

EOS学園講師

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GOTO AKIプロフィール

1972年、神奈川県生まれ。上智大学、東京綜合写真専門学校卒業。1993年、世界一周の旅へ。現在、日本の風景をモチーフに地球的な時間の流れをテーマとした作品に取り組んでいる。写真展に『terra』(キヤノンギャラリーS)ほか、写真集に『LAND ESCAPES』、『LAND ESCAPES-FACE-』、『terra』がある。2015年版キヤノンカレンダー写真作家。EOS学園東京校講師。

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キヤノンフォトサークル
2019年11月号より

RAW編集ソフトウェアDPP(Digital Photo Professional)の効果的な使い方を解説する本連載。今回は色のバランスを調整する「ホワイトバランス」です。光の色味を強調したり、微調整をして写真を好みの色に仕上げてみましょう。

「ホワイトバランス」の
使い方

プルダウンメニューから項目を選んだり
「微調整」から調整が行えます

1. 「ホワイトバランス調整」を使います

1. 「ホワイトバランス調整」を使います

「基本的な画像調整」の中の「ホワイトバランス調整」を使って、色のバランス調整を行います。

2. 「プルダウンメニュー」から項目を選ぶ

2. 「プルダウンメニュー」から項目を選ぶ

色温度を選んだ場合

色温度を選んだ場合

「ホワイトバランス調整」の中の「プルダウンメニュー」をクリックすると、「太陽光」などのホワイトバランスを選ぶことができます。また、「色温度」を選ぶと数値(K)の入力バーが表示され、数値を大きくすると黄色味が強く、数値を小さくすると青味が強くなります。

3. 「クリックホワイトバランス」を
使います

3. 「クリックホワイトバランス」を使います

「スポイト」のアイコンをクリックし、写真の中の白またはグレーの部分をクリックすると選んだ部分の白を基準として、写真全体の色合いを調整することができます。

4. ホワイトバランスを「微調整」する

4. ホワイトバランスを「微調整」する

「微調整」はBとAの間のスライダーがAに近づくと黄色味が強く、Bに近づくと青味が強くなります。また、MとGの間のスライダーがGに近づくと緑色が強く、Mに近づくと赤色が強く調整されます。

「ホワイトバランス」
調整のコツ

明るさやコントラストなどの調整後に
仕上げとして色バランスを整えよう

調整前と調整後の海岸の夕景写真

海岸の夕景写真です。明るさを少し明るくし、コントラストを上げてメリハリ感を高めました。さらにホワイトバランスの「色温度」調整で、夕日の暖色を少し強めて印象的な夕景に仕上げました。

1. 「明るさ」を
+0.33に調整

1. 「明るさ」を+0.33に調整

撮影時の印象より少し暗いと感じたため、「明るさ」を+0.33に設定しました。

2. 「コントラスト」を+2に
「ハイライト」を-2に調整

2. 「コントラスト」を+2に 「ハイライト」を-2に調整

「コントラスト」を+2で全体のトーンを少し硬めに調整。細部の調整として、夕日周辺の白トビを抑えるために-2に調整しました。

3. 「色温度」を
5800Kに調整

3. 「色温度」を5800Kに調整

最後に「プルダウンメニュー」から「色温度」を選び、印象に残っている夕日の暖色を強調するために5800Kに調整します。(撮影時は5200K)

「ホワイトバランス」は
最後の仕上げに
行うのがおすすめです※

ホワイトバランスで好みの
色味に調整しましょう

今月は写真全体の色味を調整するときに使われる「ホワイトバランス調整」についてです。

「基本的な画像調整」の中の「ホワイトバランス調整」では、いくつかの調整方法を選ぶことができます。一つはプルダウンメニューから選べる「太陽光」、「オート」などのプリセット。ここで撮影時に設定したホワイトバランスを自由に選び直せます。「色温度」調整では好みの数値へ変更可能ですが、極端にやると不自然になってしまうので、目安として、3500〜7000Kの間ぐらいで調整すると自然な仕上がりになります。さらに、「微調整」では青色〜黄色、緑色〜赤色の調整や「クリックホワイトバランス」で指定した場所の色を簡単に写真全体に調整する機能もあります。いろいろ試して、自分に合った調整方法を探してみましょう。

また、「ホワイトバランス」は最後の仕上げとして調整するのがおすすめです。今までに学んだ「明るさ」や「コントラスト」など、写真全体の色の濃さに影響する補正を先に行い、「ホワイトバランス」で全体を見ながら調整すると仕上がりがきれいになります。ぜひ、やってみてください。

  • ※ 作品によっては最後でないほうがよい場合もあり、「明るさ」「コントラスト」などの色の濃さに関わる調整を行う場合のおすすめ手順です。

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