フォトいろは - ニャンコ撮影術@猫カフェ‐猫カフェでの撮り方‐

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ニャンコ撮影術@猫カフェ‐猫カフェでの撮り方‐

見て・遊んで・くつろいで。誰でも気軽に立ち寄れる空間「猫カフェ」。
可愛いニャンコに癒されながら、撮影も楽しみましょう♪

猫カフェでの遊び方は人それぞれ。猫を見てくつろぐ人、猫とたわむれる人、いろいろな遊び方がありますが、猫の撮影練習にはもってこいなんです!撮影の条件としては難しい環境のため、猫カフェで上手に撮影できれば自分のペットも楽々撮れちゃうかも?!楽しみながら写真のコツを学んじゃいましょう。

猫カフェの選び方

可愛くて気まぐれな猫たちと触れ合える空間、猫カフェ。気軽に立ち寄れて楽しめるので、とても人気があります。撮影の練習にもぴったりで、モデルになってくれる猫がたくさんいて触れ合いながら撮ることができるので、猫を飼っていない方には特にオススメです。

全国にはたくさんの猫カフェがあって、猫に触れ合えるだけでなく、漫画が読めたり、ゲームができたり、フリードリンクがあったりと猫カフェによってシステムは様々。どの猫カフェに行こうか迷ってしまうところですが、撮影が目的であれば明るい店内の猫カフェを選ぶとよいでしょう。猫カフェはストロボ撮影が禁止なので、暗すぎる店内では撮影が難しいのです。大きな窓があって光が差し込む店内であればバッチリ!なるべく明るい時間帯に窓際等で撮影すれば、動く猫もキレイに撮ることができますよ。

猫の興味を引きたいときには、猫じゃらしが必須です。店内には猫じゃらしが置いてありますが、猫がお店の猫じゃらしに飽きていることも多いので、新品の猫じゃらしを持ち込むのもよいでしょう(持ち込みOKのお店に限る)。feel vol.34でもご紹介したように、猫じゃらしを上手に使えば、バッチリカメラ目線の写真も撮れますよ!

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子猫が多かったり、行くたびに新顔に会える猫カフェもあります。じっくり撮影したい方におすすめなのは、大きな窓があって光が差し込み、店内が広い猫カフェです。

まん丸の大きな瞳を撮るコツ

猫の瞳の大きさは明るさによって変化します。明るい場所では瞳が小さく、暗い場所では大きなまん丸な瞳になります。大きな瞳を撮りたいときは、暗い場所にいる猫を探しましょう。猫は狭い空間が好きで、ハウスの中やキャットタワーの穴の中でくつろいでいることが多いので、まずはここを探してみてください。

中に猫がいたら、早速撮影です。このとき注意しなくてはいけないのがISO感度の設定です。暗い場所ではシャッター速度が遅くなり、ブレをおこしてしまうのでISO感度を上げてブレをなくしましょう。その場の明るさの状態にもよりますが、暗い場所ではISO3600や6400くらいに高感度にする必要もでてきます。その場の状況に合わせて、ブレがおこらないようにISO感度を設定してください。

あとは、こちらを見つめる大きな瞳を撮れればOK!カメラのほうを向いてくれないようなら、猫じゃらしを上手に使いましょう。実は、猫の瞳は興奮したときにも大きくなるのです。猫じゃらしでたくさん遊んで興奮させてあげれば、さらに黒目が大きくなりますよ。ただ、猫じゃらしの動かし方にもコツがあります。ただブンブン振るだけでは単調で猫も飽きてしまいますから、不規則に動かしてみてください。振ったり、一瞬動きを止めてまた動かしたりと猫じゃらしをまるで生き物かのように動かせば、興味を持ってくれますよ。

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暗めの空間でも、その暗さに慣れてくると瞳の大きさもまた小さくなってしまいますから、撮影するなら最初が肝心です。大きな瞳になったら、たくさん連写して撮影しましょう。

素敵なフレーミング

お洒落な写真になるかどうかはフレーミング次第。猫ばかりに集中していると、周りが見えなくなりがちなので、少しだけ周囲の状況や背景にも気を配ってください。猫カフェでは広い画角で撮ると、他のお客さんまで入り込んでしまうこともあるので上手にフレーミングし、余計な物が入らないようにしましょう。

撮る猫が決まったら、背景にも注意しながら、できれば空間も程よく持たせましょう。例えば、猫がキャットタワーの上にいた場合、キャットタワーを全部入れてしまうとかなり広い画となり、主役の猫が引き立たなくなってしまいます。そこでキャットタワーは程よく切り、さらに猫の視線の先に空間を持たせてあげるとバランスの良い写真に仕上がりますよ。

また、縦構図か横構図かの違いでも、雰囲気が変わってきます。その場の背景や猫のポーズに合わせて変えてみましょう。縦と横どちらにしたらよいか迷うときには、両方撮っておいて後でゆっくり見比べてみるといいですよ。それから、ときには猫の体を全部入れずにバストアップで撮ってみるのもよいでしょう。上手にフレーミングするためには、とにかくたくさん撮影することが重要です。撮影を重ねるうちに、自然と素敵なフレーミングが身についていきますよ。

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撮影するアングルを変えるだけでも、でき上がる作品は変わります。撮りたいシーンがあったら、どの角度から撮ったら素敵に見えるかを考えながら撮ってみてくださいね。また、ゆっくりフレーミングを決めたいときには、大人しくくつろぐ猫をモデルにして撮ってみるようにしましょう。

© OGAWA AKIYO & YUZAWA YUSUKE

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