夜空に大きく上がった花火と、海上の島や岩のシルエットが印象的な作品です。花火に照らされた海も青く光り、夜の海も美しい色で写っています。花火は上がる高さでフレーミングが変わるので構図を決めにくいのですが、シルエットの岩や島と、花火のバランスもうまく画面に収められています。花火を間近で大音響に包まれながら観ているようにも感じられる、迫力のある作品です。
(講評:三島淳)
生石(おいし)高原は一面のススキを見ることができ、周囲も開けていて広々とした風景を目にすることができる場所です。その中での快晴の撮影条件で青空をうんと広くフレーミングし、画面下部へススキや遠景の山並みを取り込んだことで、空の広さも表現されています。絞りを絞って太陽の光の印象が強く感じられるように撮影されているのも、高原で快晴の空を見上げた時のような眩しさも感じられて、とてもすがすがしい作品です。
(講評:三島淳)
光がとてもいいですね。雲の隙間からのぞく強い太陽光がドラマチックで、黄金色に輝きを帯びたススキを照らしています。広角レンズでワイドに撮影され、カメラアングルをうまく調整したことで、ススキがより浮かび上がりました。画面の左手には、秋の景色に心ときめく人たちを写し込みました。人物が画面に入ったことで、作品にストーリー性を持たせることができました。着眼点と光の効果をうまく生かした作品です。
(講評:岡本豊)
遠くに見える自動車道の灯りに照らされて、画面手前の田畑に水が張ってあるのが写し出されています。この作品がわずかな期間で撮影されたことがうかがえました。これだけの街灯があるにもかかわらず、こんなにも星々が美しく撮影されています。夏の天の川。少ないチャンスのなかで、作者の世界観を写し出す挑戦をされた結果が生んだ作品だと思います。
(講評:岡本豊)
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