海沿いの線路を1両編成の電車が走り、海の広さ雄大さまで感じられる作品です。空に散った雲も、波が白く打ち寄せるさまも、画面の中で活きています。電車も波も雲も動いているものですが、それぞれのタイミングをよく見計らって、的確に撮影されていて、この情景を安定した構図でまとめられています。
(講評:三島淳)
緑深い中を流れる川に滝や瀬があり、静かな空間で、水の流れる音までもがイメージできるような作品です。滝を画面内に大きくではなく、遠景に取り入れていて、画面中央には周囲の緑がきれいに映り込む水面を取り入れたことで、静かでゆったりとした印象の、広がりのある作品に仕上がったと思います。
(講評:三島淳)
スッキリとした青空が、夏の始まりを連想させます。エメラルドグリーンの海を背景に疾走する列車がとても美しいです。車窓から見える景色を想像して、このまま列車に乗って出かけたくなりました。シンプルに構成され全体の構図や列車の位置もよいですね。朝陽や夕景の作品が多いなかで、見る人が初夏の爽やかな空気を感じるすてきな作品です。
(講評:岡本豊)
日御碕(ひのみさき)に押し寄せる波の荒々しさ。岸壁は画面の左右で背景のトーンの明暗部分を切りとってダイナミック感を表現しています。群となり一斉に翼を広げて飛び立つウミネコが、何と言ってもこの作品の主役。これらが重なって一枚の写真から発せられる力強さを感じさせてくれました。中望遠レンズを使って、ある程度離れた位置から撮影された圧縮効果により、ウミネコが浮かび上がっています。
(講評:岡本豊)
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