薄暮の旧堺燈台の風景をしっかりと撮影されています。高架道路の曲線、階段の曲線を画面奥側へカーブを描くように画面構成し、ライトアップされた木造の灯台との組み合わせがとてもきれいです。明治10年に建てられた木造の灯台と高架道路の近代的な構造物との取り合わせが、ミスマッチではなく調和した風景として見事にまとめられた作品です。
(講評:三島淳)
高層ビルとライオンとの組み合わせが不思議な作品です。高さ300メートルのあべのハルカスができてから、近くの天王寺動物園からも、あべのハルカスを見ることができます。ただ、動物とフレーミングできる場所は少ないのです。その中でもナイトZOOの期間に出かけて、夜景で撮影されたことで、より不思議で怪しい雰囲気が感じられる作品になりました。
(講評:三島淳)
私は大阪の街というと、都会のにぎやかなイメージがありますが、この作品からは大きな建物が被写体にもかかわらず、しっとりした静けさを感じました。撮影された日はとても視程がよく、大阪の街並みがとてもクリアに見えています。太陽光が照らしたことで水面の色が美しく、斜光線により鉄橋が染まり、行き交う電車の位置とバランスがよかったです。一見シンプルな作品ですが、さまざまな要素が入った大阪らしい一枚だと思います。
(講評:岡本豊)
大阪国際空港(伊丹空港)で飛行機と花火をからめて撮影されています。注目したポイントはいくつかありますが、花火の煙が画面上にないことと、画面右手に駐機している飛行機に灯りが点灯し、機体の存在感を感じました。後方の街明かりと滑走路の誘導灯も視界がクリアで、とてもきれいでした。風向きを含め、この撮影ポイントを事前に把握して、前もってロケーションを確保する作者の努力と撮影技術を感じた作品です。
(講評:岡本豊)
その他にも、さまざまなコンテンツが満載
キヤノンイメージゲートウェイ会員の
皆さまからの写真で
大阪府の魅力を見つけよう!