鍋冠山(なべかんむりやま)からの長崎港の眺め。定番の夜景スポットですが、長時間露光による星空の描写によってダイナミックな風景が現れました。夜景の細部まで細かく描写した露出のバランスも最適ですし、長崎湾が奥に向かう延長線上に北極星が位置し、夜の港湾の風景から遥かな宇宙へと世界がつながりを持つようにねらったフレーミングが素晴らしい作品です。
(講評:平松佑介)
収穫を迎え豊かに実った棚田の風景を眺める二人と一匹の後ろ姿がかわいらしい一枚です。二人と一匹の頭が同じ高さにそろったことで、話し声が聞こえてきそうな親密な関係性がうかがい知れます。柵越しに彼岸花の鮮やかな色彩が入り、里山の田園風景が美しく演出されました。
(講評:平松佑介)
日本最西端のスポット、神崎鼻(こうざきはな)公園でしょうか。日本で最後の夕日が見られるポイントです。
黒く光る岩の力強さと、その上を滑るように流れる波を、スローシャッターでとらえることで、剛と柔がうまく混ざり合っていますね。さらに、広角で岩に接近したことによって迫力が増し、その背景の東シナ海の広さが表現できています。
(講評:林巧)
島原半島に立つ奇岩、両子岩(ふたごいわ)ですね。通称モアイ像! 自然にできた造形美ですね。ここはよく夕日の作品を見ますが、曇り撮影なのでモアイの質感や形状がよく見えますね。ホワイトバランスもブルーに仕上げたことによって、クールな印象に見せています。スローシャッターによる波の表現が白くコントラストがあるので、モアイをより引き立てています。モアイの視線が海の安全を見守る、島原の守り神のように見えてきました。
(講評:林巧)
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