CMなどでもおなじみの長部田海床路(ながべたかいしょうろ)での夕景です。NDフィルターを使ったと思われる長時間露光によって海面が柔らかな質感の平面に変化し、幻想的な風景を作り出しました。沖に向かって長く続く電柱の列が遠くに霞む島へと視線を導き、物語の始まりを予感させる美しい作品となりました。
(講評:平松佑介)
大きな夕日をバックに、熊本空港を離陸する飛行機のシルエットをとらえた一枚です。ジェットエンジンから放たれた高温の空気によって光が歪み、エンジンから太陽が噴き出したようなユニークな仕上がりとなりました。印象的な太陽の形が目を引く作品ですので、画面左側に大きく空間を開けたフレーミングもバランスがよく、夕日を反射した滑走路を取り入れたことで、状況の伝わる一枚となりました。
(講評:平松佑介)
天草市崎津の重要文化的景観にも選ばれている、海の天主堂ですね。朝靄の中、漁船が浮かび上がり奥の崎津教会の十字架が幻想的です。天主堂を中心に太陽がいいグラデーションを作ってくれているので、神々しく感じます。船、天主堂、鷺とバランスのよい配置で程よく靄がベールを掛けてくれているので、シルエットがより美しく見えます。
(講評:林巧)
九州三大祭りの一つで、ユネスコ無形文化遺産の八代妙見祭(やつしろみょうけんさい)ですね。馬が水しぶきを上げながら駆け抜ける様子は迫力満点です。両サイドの方が必死にコントロールしている表情もよいですし、馬の前足が浮いているのも、飛んでいるみたいでタイミングがよかったですね。向かってくる構図なので、ピントも難しいポジションですが、見事にとらえられています。
(講評:林巧)
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