桜島を背景に種子島より打ち上げられたH2Bロケットの軌跡をとらえた素晴らしい作品です。一発勝負のシチュエーションで被写体のバランス、露出、露光時間、すべてが完璧に整った一枚です。長時間露光によって星空が弧を描き、ロケットの軌跡と合わせて宇宙へのイメージを膨らませる仕上がりとなりました。
(講評:平松佑介)
出水の鶴の渡来地を撮影した一枚です。雲間から差し込む光の筋が幾重にも重なり、霞んだ山の稜線と合わせて美しい背景を描き出しています。シルエットの鶴の配置もバランスがよく、よく見ると小さな鳥たちも含めて画面右側から左へと飛んでゆく様子は、やがて旅立ってゆくであろう鳥たちの長い旅を予感させます。
(講評:平松佑介)
坂本龍馬とおりょうが訪れた霧島の犬飼滝ですね。滝壺にかかる虹が美しく、よい光のタイミングで見られましたね。滝や川の撮影では少しスローシャッターで撮影することが多いですが、この作品は超高速シャッターでとらえられています。そのために流れが荒々しく見え、水しぶきが弾け飛び、轟音が聞こえてきそうです。
(講評:林巧)
薩摩の宝、桜島ですね。その頂に顔を出した朝日が、まさにダイヤモンド桜島になっています。波のある海に囲まれては逆さ桜島とはいかないでしょうが、快晴の空にシルエットの桜島が唯一無二の存在感を見せてくれています。
少し太陽のゴーストが出ているのが残念ですが、頂から顔を出したすぐのタイミングであれば、もっと光芒が伸び美しかったかもしれませんね。
(講評:林巧)
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