有名な撮影スポットで撮られた美しい作品が並ぶなか、このフレッシュな感覚に思わず微笑んでしまいました。少し恥ずかしそうな様子で顔を寄せる2人とリンクして、斜張橋のタワーまで仲睦まじく見えてきますね。特別ではない被写体が、時間帯や切りとり、そしてすてきなアイデアによって魅力スポットになった瞬間だと思いました。
(講評:佐藤かな子)
夕陽に照らされながら、ゆったりと空を漂う鯉たちがなんとも心地よさそうです。この地の高さを活かし、豊かな新緑が画面を縁取るように切りとったバランスがいいですね。そして遠景に薄暗い空を少し入れたことで、差し込む陽光が引き立って、より一層暖かくドラマチックに感じられます。いつまでも眺めていられる作品だと思いました。
(講評:佐藤かな子)
満天の星空に流れる天の川が本当にきれいに写し出されています。現代においては都市部はもちろん地方でも市街地では星が見にくくなっていますが、光害の影響がなく、空気の澄んだベストロケーションですね。
ピントをマニュアルでしっかり合わせ、星がブレてしまわないように適切なシャッター速度とISO感度を選択されています。ほんの十数秒の間に、見事に流れ星まで写り込んでいるのが凄い。また、場所が推測される風車もよいアクセントとなっていて、純粋にきれいと思える作品です。
(講評:門井ゆりか)
茨城県の名峰・筑波山を題材に撮影された作品は秀作ぞろいですが、こちらは燃えるように真っ赤に染まった空がとても印象的な作品です。年に数度しか見られないということですが、日の出と共に現れた色を目にした感動がこちらにも伝わってくるようです。 さらに、前景の代掻き跡にまた興味を引かれました。朝焼けを映し込んだ曲線が画面に動きと奥行きを与えていて、視覚効果と同時に、この土地で暮らす人々の営みを感じさせる主題にもなっています。
(講評:門井ゆりか)
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