鳥居が並んだ道を高校生が跳ねるように歩く。弾けるような動きの一瞬をとらえたのはもちろん、鳥居の間からあふれるように差し込んでいる光が、いい雰囲気にしてくれています。全体に黄色味がかった色調もこの作品のイメージをよくしています。どこかアニメーション映画のワンシーンのような雰囲気がいいですね。
(講評:工藤智道)
祭りのワンシーンとのことですが、後ろ姿や写真全体の少しにじんでいるような描写が、タイムスリップしたような雰囲気があり、かつてこのような光景が日本にはあったのだろうと思わせます。祭りの写真というよりも、勇ましい戦国物語のような作品であるのが魅力です。
(講評:工藤智道)
大空を埋め尽くす星の姿を見事な視点で写し出した迫力ある作品です。星明りの中、静かにたたずむ鳥居のシルエットと、時の流れを強く意識させる星の円周運動との組み合わせは、ダイナミックで迫力にあふれていますね。しかも鳥居の隅に中心部を重ねた緊張感あふれるフレーミングは見事なものです。このような条件ではフレーミングに粗が出ることも少なくないのですが、画面の隅々まで神経の行き届いた視点は見事です。今後もよい作品を作り続けてください。
(講評:合地清晃)
美しい新緑の中を走る列車の姿がとても印象的な作品です。画面全体にちりばめられた新緑の緑と、ゆったりと流れる川に映り込んだ緑や鉄橋の姿が見とれるほど美しく表現されています。フレーミング自体はオーソドックスですが、主題をはっきり決め、もっとも良いタイミングで写したことで、最高の情景をとらえることに成功しています。また、新緑の引き立つ見事な露出で全体の印象を高めた点は見事でした。今後もよい作品を作り続けてください。
(講評:合地清晃)
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