素朴な印象の椅子のシルエットと満天の星空との対比が、見る人にさまざまな想像をもたらしてくれる一枚です。小さな椅子と遥かな宇宙という距離とサイズの大きな対比が驚きを与えてくれますし、画面上部の空間が、椅子に座った際の人の姿を想起させ、見る人を作品の世界に誘い込むためのきっかけとなっています。一枚の写真の中に多彩な物語をはらんだ素晴らしい作品です。
(講評:平松佑介)
宮地嶽神社から見下ろした海へと続く参道の風景。西日に照らされた石畳が黄金色に輝き人物のシルエットを際立たせています。参道には3人の人物のシルエットが見え、うち一人は鳥居の影に隠れて足元しか見えませんが、影が長く伸びてもう一人の人物と接し見る人に物語を感じさせます。画面上部の空の割合をもう少し切り詰めて石畳の印象を強調してみると、さらにねらいが明確になるでしょう。
(講評:平松佑介)
篠栗九大(ささぐりきゅうだい)の森の朝、幻想的ですね。風がなく朝靄が出ているので、どこまでが水面の写り込みかわからないぐらいで、美しいですね。その靄に朝日が差し込みジブリの世界観が広がっています。逆光でありながら、落羽松の幹をシルエットに潰すことなく、チェスの駒のような表情をうまく見せていますね。ここの森はたくさん応募がありましたが、朝の早い時間に撮影できて正解でしたね。
(講評:林巧)
有明海に面する柳川ひまわり園、見渡す限りひまわりが続いてますね。夕焼けを背に、大輪が輝いてますね。ひまわりは咲くまでは太陽に向かって動きますが、開花後は東に向いた状態で固定されます。ちょうど花びらの隙間から太陽をのぞかせて、光芒がキラキラして美しいですね。夕日の逆光なので、花が黒くつぶれてしまいそうなところですが、うまくコントロールできています。
(講評:林巧)
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