神秘的な美しさに目を奪われました。岩が発光しているような不思議な印象は、淡い朝日によるものだったのですね。月と太陽の動きと位置を十分に把握し、レンズを選択し、大胆に切りとる。それだけでも絵画的で見事ですが、海鳥が重なったことでパーフェクトになりました。これは運の良さだけでなく、作品づくりに対する粘り強さと日頃の鍛錬の賜物ですね。
(講評:佐藤かな子)
輝く夕陽が辺り一面を染め上げ、富士山やビル群が色彩の中から浮かび上がっています。ここで面白かったのは、普段邪魔にされがちなXの灯標をあえて入れ、画面を引き締める重要な被写体に仕上げたことです。海鳥が夕陽に向かって翼を広げる瞬間も逃さずとらえられましたね。富士山の作品は無数にありますが、オリジナリティがあり、心に残る光景だと思いました。
(講評:佐藤かな子)
ひまわり畑と特徴的な風車が美しい夕景をバックによく映えています。単なる晴れではなく、表情のある雲が空に広がりや色彩を与えました。また、風車を少しカットした判断がよかったです。全体を入れると、ひまわりのボリュームが弱くなったかもしれません。脇役としての役目を明確にもしています。
一面に咲いたひまわりが盛んな夏を主張しながら、暮れてゆく一日に少し儚さを感じるような雰囲気が、とてもきれいな描写で表現されています。露出や彩度のコントロールも抜群でした。
(講評:門井ゆりか)
とにかく物凄い数の雛と段数に圧倒されます。よく見れば、遠く最上段にはきちんと並んだ女雛と男雛が。大きく絞り込んで撮影されているので、全体細部まで確認することができよいですね。石段の両脇に並んだ赤い灯籠はまるでこの行事のためにあるようです。自慢の風物詩は見応え満点ですね。また、面白いのはこの景色は地元の女性たちの陰の努力があってこそ、という思いに重点を置いていることです。制作途中の面白さと、感謝が伝わる作品です。
(講評:門井ゆりか)
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