プロジェクションマッピングにより彩られた花火の中から、飛行機が飛び出してくるような迫力ある作品ですね。魚眼レンズによる強力なデフォルメ効果で飛行機や室内空間が非現実的な面白さで表現されています。人の配置のタイミングもよく、地上から空を眺めているような錯覚にも見えますね。超広角レンズは色々な情報が写りやすく画面が散漫になりがちですが、主被写体がハッキリとした構図になってますね。今後も面白い視点ですてきな作品を写してください。
(講評:清水友渉)
雨上がりの小高い丘にたたずむ一本の樹木と、少しアンニュイな人物との組み合わせが、とても印象的な作品ですね。樹木を境に雨が過ぎ去ったような深いブルーの中、開いたままの傘。夕暮れの優しく差し込む光が顔を赤く染め、丸い樹木が静かに見守っている。この一枚にドラマを感じます。見る側の気持ちによっていろいろな感じ方ができるから写真は面白くすてきです。作者は自分の心情を大切に写したのでしょうね。
(講評:清水友渉)
名古屋にこんなにきれいな場所ができているんだと驚きました。名古屋駅は近年目覚ましく変わっています。名古屋の夜景でこれほどの場所ができたのは感慨深い思いです。構図もとてもよいと思います。上部は高速道路の底だと思いますが、金色に光っています。川面の映り込みもきれいです。そして、額縁構図になっている中には、名古屋駅のビル群がきれいに収まっています。色もすてきな夜景写真。新しい名古屋名所でしょう。
(講評:冨永聡)
最初に見たときに、不思議な写真だなと思いました。海なんだろうけど鏡みたいになるのは、風がなく波の起きない内海のような場所です。太平洋側の愛知県にそのような場所があるとは。でも、ここは三河湾なんですね。シンメトリーの構図にまるでウユニ塩湖のような映り込み。そして、水の波紋がまた不思議さを呼んでいます。色合いもよいですし、光のとらえ方も上手な作品だと思います。
(講評:冨永聡)
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