さすがに富士山の県だと思いました。参加作品の多くは富士山の写真でした。その中でもこの作品は、富士山に傘雲がかかり下の雲との見事な連携で美しい富士の姿を現しています。画面を二分割にしたシンメトリーの構図も良かったと思います。そして、その構図により湖面に映る富士山の姿が日本画のような美しさになっています。全体のバランスもよく素敵な作品になっていると思います。朝焼けの時間帯も良かったと思います。
(講評:冨永聡)
実に不思議な感覚の写真です。富士山の真横に一線の光の筋があります。このような風景との出会いは、日頃からよく富士山を観察されているのかなと思いました。偶然の出会いが必然になっているのでしょう。この方の他の富士山の写真も見ていてそう思います。これからもそういった観察眼で追究されるといいと思います。画面上に富士山を大きく入れたのもより印象的で良かったと思います。
(講評:冨永聡)
富士山「夏」の夕景、すばらしいですね。ひまわりは撮影時期が短いので、なかなかこのような条件がそろいません。作者も毎日様子を見て絶好のタイミングを見計らいながら撮影されたことでしょう。また、この場所に行けば撮れる写真ではないことは、適度な被写界深度の調整や仕上がり設定、そして雲の光り具合に合わせたレンズ選択からもわかります。確かなテクニックで捉えられたすてきな作品です。
(講評:石井秀俊)
明野のひまわり畑で撮影された気持ちのいい作品ですね。風景撮影の楽しさのひとつは、広い景色の中から自分の感動する雰囲気にフレーミングすることですね。そんなとき決め手になるのが主役と脇役。本作品では中央のひまわりが主役、右横に横向きで「みんな集合!」と声を掛けているように見えるひまわりが脇役になっていることで、ユーモラスで楽しい構成となっています。雲と青空のバランスもすてきな一枚です。
(講評:石井秀俊)
紅葉と富士山の素晴らしいコラボレーション作品ですね。光の状態も明暗差も適度で美しく、雲の位置や枝の入り方などもよく見て撮影されていますね。かなりのベテランさんでしょう。季節ごとに変わっていく景色の雰囲気から自分にとってベストな条件を見つけて撮影するのはとても楽しく、作者もカメラの虜になっているのがよくわかります。細かな配慮をされているからこそ撮影できたすてきな作品ですね。
(講評:石井秀俊)
「こどもの日2017」
tfuru さん
(入賞)
「富士山頂からの御来光」
ケンケンパー さん
(入賞)
「ひまわりの集合写真」
Megu さん
(入賞)
「染まる富士」
夢桜 さん
(入賞)
「桜道」
村山 裕延 さん
(入賞)
「庭園」
costa さん
(入賞)
「雪景色」
たなさん さん
(入賞)
「青もみじ」
眼鏡マン さん
(入賞)
「笛吹川フルーツ公園と富士山」
みっちいいい さん
(入賞)
「エメラルドブルーの滝」
幻太 さん
(入賞)
「47都道府県の魅力新発見フォトコンテスト2017」に応募された作品をご紹介いたしました。
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