朝靄に包まれた水没林にたたずむ樹木の姿を印象的にとらえた作品です。優しく揺らぐ水面に映り込んだ主役の樹木と、靄にかすみながらも美しい色彩に彩られた新緑との対比をうまく活用しています。また、撮影後の処理なのか画面全体にグリーンの色彩を加えたことで、印象的な雰囲気を演出した点もよいと思いますが、少し緑が強すぎるかもしれません。この点が自然になればさらによくなると思います。これからもよい作品を作り続けてください。
(講評:合地清晃)
長い歳月をかけて成長したであろう巨大なブナの姿を力強く表現した作品ですね。雨に濡れ黒々とした複雑な造形の大きな幹の迫力を大胆なフレーミングで強調している点はとてもよい感じです。このようなシーンでは、ついつい画角を広げてしまい、見せたいところがぼやけがちですが、うねるような造形にポイントを絞って写したことで、得も言われぬ迫力を再現することができています。今後もしっかりとした視点の作品を作り続けてください。
(講評:合地清晃)
手前の赤いボケが、さみしいモノトーンの中でアクセントとなりました。コメントに「ななかまどの実が目立ち...」とありました。ナナカマドは秋の実なのにどうしてかしらと思ったら、初雪だったからなのですね。初雪に染まる山寺とアクセントの赤いナナカマド。とても美しい雪景色の作品になりましたね。
(講評:出水惠利子)
十六羅漢岩は水産庁の「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選」に選ばれた有名な場所です。その南側の出羽二見は自然が作り出した絶景の岩ですね。通称、夫婦岩とも呼ばれていますが、お天気に恵まれない中で、夕日を収めることができました。次回は、岩と岩の間のしめ縄の真ん中に夕陽が入ると最高ですね。願いを込めて。
(講評:出水惠利子)
樹氷のモンスターが登場! 作者はもっとスカッと晴れた樹氷が撮りたかったようですが、この鉛色だからこそ、モンスターが寒さと強風で出来上がったことが想像できます。最高の作品だと思いました。雪の質感とともに吹雪、温度を表現された作品です。
(講評:出水惠利子)
「鳥海の春」
しばでん さん
(入賞)
「青春」
洸 さん
(入賞)
「瓦斯灯の灯里」
furuken さん
(入賞)
「冬の東北電車旅」
さちニョロ さん
(入賞)
「子を抱く夕陽道」
コロ さん
(入賞)
「晩秋の上山城」
信ちゃん さん
(入賞)
「夏の湯野浜温泉海岸・海水浴場」
だんぽ さん
(入賞)
「ブルーホワイト」
masarin さん
(入賞)
「たとえば県民の森…」
Tomopee さん
(入賞)
「月山と大噴水」
アバ さん
(入賞)
「47都道府県の魅力新発見フォトコンテスト2017」に応募された作品をご紹介いたしました。
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