火のお祭りでしょうか。僕も富山には年の半分くらい住んでいましたが見たことがないお祭りです。火の灯りに照らされて、神輿と人が浮かび上がって見えます。担ぎ手の足が浮いていて、躍動感あふれた作品だと感じました。お祭り写真はタイミングがとても大事です。場所取りも大事です。背景の家並みもうまく夕景に溶け込んでいます。他の余分な物が入っていない絶妙な切り取り方も素晴らしいと感じました。
(講評:冨永聡)
おわら風の盆は全国からもの凄い人出が集まってきます。胡弓の音色がもの悲しくしっとりとした踊りが特徴です。この石畳は鏡町だと思うのですが、通常は階段の見学人をバックに撮影します。この場所はサイドから撮られたのだと思います。背景に邪魔なものがない場所からの撮影が成功しています。撮影は暗い場所ばかりで難度の高い撮影になります。男女がついになる一番盛り上がる場面です。よく考えて撮られていますね。
(講評:冨永聡)
「世界で最も美しい湾クラブ」への加盟が認められた「富山湾越しの立山連峰」の景色は自慢のロケーション。そんな絶景を自分の作品でさらに自慢できたらいいですよね。さまざまな美しい色のグラデーションで構成された本作品は、そんな意気込みをしっかりと伝えるとともに、誰が見ても美しいと言ってもらえる最高の一枚に仕上がっています。とくに評価したいのは、繊細かつ気持ちのいいやさしい色使いです。とてもすてきですね。
(講評:石井秀俊)
一日の終わりを告げる夕暮れの撮影は、足早に撮影タイミングが訪れてくるものですね。そんな忙しいトワイライトの時間に、計算されたような構図で鉄道を撮影するのはとてもわくわくして楽しいもの。電車の窓や隙間から水面の反射が入っているのもいいですね。良い景色とねらいたい雰囲気をしっかりと考えて準備して撮影し、仕上げられています。美しい色とシルエット、すてきな鉄道風景ですね。
(講評:石井秀俊)
安定感のある構図と透き通った空気を感じられる作品に、思わず深呼吸してしまいます。本作品は列車も立山連峰も大好きというストレートな気持ちで撮影されていて、とても気持ちが良いですね。おそらく作者のお気に入りの場所で、さらに好きな季節と天気、そして好きな列車なのでしょう。隣に座って一緒にのんびりと景色を眺めていたくなります。基本を大切にして、しっかりとした撮影テクニックを身につけて撮影されているからこそ、安心して見ていられる作品です。
(講評:石井秀俊)
「夜明け」
EITA さん
(入賞)
「静粛の星空」
たにぃ さん
(入賞)
「富山城とセントラム」
Shinya Nishibe さん
(入賞)
「羅漢さんは特等席」
弘法大師 さん
(入賞)
「五箇山合掌の里」
Juny さん
(入賞)
「新幹線と白馬岳」
二竿 さん
(入賞)
「散居村」
tkishida さん
(入賞)
「剣岳と白鳥の家族」
yukio さん
(入賞)
「立山室堂」
こにっしゃん さん
(入賞)
「星に手が届きそう」
Namiち さん
(入賞)
「47都道府県の魅力新発見フォトコンテスト2017」に応募された作品をご紹介いたしました。
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