絶妙な柔らかい光が砂漠の丘陵に光のグラデーションとなり、自然現象によって生み出された風紋が、さざ波のように美しいです。足跡がひとつもないことによって、より開放感を感じました。おそらく早朝か、日が傾き陰が伸びる時間帯を意識されて撮影されたと思います。画面の右端に砂丘の番地表示をあえて入れているところも、この作品のポイント。風が通る音が聞こえてきそうです。
(講評:岡本豊)
満天の星空、遠くに見える漁火と砂丘にある足跡に旅情を感じる作品です。通常、街明かりなどの人工光は星空を見づらくするため、星をメインとする撮影では不向きですが、おそらく肉眼ではほとんど見えない漁船の火を効果的に使い、長時間露光によって作品に仕上げています。撮影条件がよい日を選び、しっかりしたカメラの基本設定で撮影できています。画面左端の雲の部分をトリミングしてもよかったかもしれません。
(講評:岡本豊)
定番スポットということですが、絵画のようですね。建物、柿、大山と絶妙の配置です。光の方向はそれぞれ特徴がありますが、今回は順光なので、一部分が暗くなるような明るさの差が少ないぶん、詳細な部分や、自然な色が表現できたこともよかったです。柿が少ないとのことですが、それでも背景と相まって秋の季節を感じさせてくれました。また機会があれば春夏秋冬、季節を変え定点撮影してみるのも面白いのでは。
(講評:椎﨑義之)
人々がシルエットになったことで余計な情報がなくなり、見る側がそれぞれの人たちの人間模様を想像し解釈できる面白い作品です。見えすぎると散漫になってしまう場合があります。シンプルな形で表現したことがよかったです。また、背景の空を多く取り入れたことで人物が小さくなり、逆に強調できました。配分もよかったと思います。鳥取砂丘は本当にいいところです。また頑張ってください!
(講評:椎﨑義之)
「TWILIGHT EXPRESS 瑞風(みずかぜ)」は話題の列車で、車窓からの風景が素晴らしいと聞きますが、当然よい景色の間を通るわけですから、瑞風が走る風景もまたよいということですね。集落の向こうの青い海、木々の緑のきれいさ、間を通る線路の曲線がよく、車両が通ると映えますね。全体のバランスがよく、構図の決まった作品になりました。今度は違う時間帯を意識して訪れてみてください。また違った作品ができるでしょう!
(講評:椎﨑義之)
「木谷沢渓流」
ふじふじ さん
(入賞)
「とっとり花回廊の兎」
Jun Matsumoto さん
(入賞)
「夜の中国庭園「燕趙園」」
がっちゃん♪ さん
(入賞)
「山陰海岸 網代~浦富 170526-02」
流砂 さん
(入賞)
「大山の紅葉」
Kazuくん さん
(入賞)
「黄昏」
kazzz3 さん
(入賞)
「鳥たちへの光芒」
ksuzu312 さん
(入賞)
「最後の桜の季節」
WEST-NEW-LAGOON さん
(入賞)
「大山寺 参道」
平川 雄一朗 さん
(入賞)
「雪の鳥取砂丘の夕陽」
tubotti さん
(入賞)
「47都道府県の魅力新発見フォトコンテスト2017」に応募された作品をご紹介いたしました。
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