私は大阪の街というと都会でにぎやかなイメージをもっていますが、この作品からは大きな建物が被写体にもかかわらず、しっとりした静けさを感じました。撮影された日はとても視程がよく、大阪の街並みがとてもクリアに見えています。太陽光が照らしたことで、水面の色が美しく、斜光線により鉄橋が染まり、行き交う電車の位置とバランスがよかったです。一見シンプルな作品ですが、さまざまな要素が入った大阪らしい一枚だと思います。
(講評:岡本豊)
大阪国際空港(伊丹空港)で飛行機と花火をからめて撮影されています。注目したポイントはいくつかありますが、花火の煙が画面上にないことと、画面右手に駐機している飛行機に灯りが点灯し、機体の存在感を感じました。後方の街明かりと滑走路の誘導灯も視界がクリアで、とてもきれいでした。風向きを含め、この撮影ポイントを事前に把握して、前もってロケーションを確保する作者の努力と撮影技術を感じた作品です。
(講評:岡本豊)
タイトルどおり、よく焼けたようですね。こうなると、案外慌ててしまいがちですが、冷静に緻密に計算された作品だと思います。焼けた風景だけでなく、シルエットを配置することで、がらっと内容が変わりました。バイク、乗ってきたらしき2人のシルエット。絶妙な位置に配置されてます。物語のワンシーンを見ているようです。関空近くでの撮影のようですが、僕もたまに訪れます。ただこんな状況は多くないですね、いい出会いでした!
(講評:椎﨑義之)
ファインダーの中では、どんなふうに見えているのでしょう? 大きな音と同時に過ぎ去る機体。その一瞬を捉えようとしている人物を、ピンポイントで逃さず撮影されましたね。また、絞りを絞って太陽の光を上手く表現されました。よくまわりの状況を観察、準備して、思いどおりに撮影することができたのではないでしょうか。
(講評:椎﨑義之)
新世界。シンボル的な通天閣と店先からあふれる強烈な色、色、色。僕も新世界といえば、こういう印象を持っています。なるほど! とうなずいてしまいました。雑然としているようですが看板が意外にきれいに並んで見えますね。また横切る親子の歩く様子もなぜか力強く感じます。そんな組み合わせがタイトルのリズムを思い起こさせます。また手前の子供一人だけがこちらを意識しているようで、まわりとは対照的なのが印象的でした。
(講評:椎﨑義之)
「玉神輿 登場」
ひで さん
(入賞)
「太陽の塔と夕陽」
森田秀男 さん
(入賞)
「箕面の滝」
国見一宏 さん
(入賞)
「眩しい冬の朝」
kaikaihanachan さん
(入賞)
「林昌寺のサツキ」
mamo さん
(入賞)
「Osaka skyline」
skycat さん
(入賞)
「ダルマダルマダルマ」
ゆずゆ さん
(入賞)
「礼拝している女性!何をお願いしたのかな?」
stey さん
(入賞)
「千本松大橋と渡船」
キウイ さん
(入賞)
「宙玉の世界」
ジール さん
(入賞)
「47都道府県の魅力新発見フォトコンテスト2017」に応募された作品をご紹介いたしました。
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