まさにポートレート。空を見つめるカエルの表情と背景の色合いが印象的で、まるでセットされたスタジオで撮影されたような美しさです。前後のボケを生かし、明るめの露出で仕上げることで、優しさと清涼感が見事に表現できています。タイトルにあるように、カエルの表情が本当に願いを込めているように見えます。次回は作者が撮影された人物ポートレート作品も期待します。
(講評:岡本豊)
靄に包まれた松山城、美しい光景でもあり、なんとなく不気味な印象にも感じとれます。このようなシーンに巡り会うには、つねにイメージを持って天候を予測し、何度も通うことになるでしょう。実際に幻想的な光景に出会えたときに慌てることなく、冷静かつ的確に撮影できるかどうかは、これまでの経験が重要になります。作者は予測不能の自然事象を見事によみ最高の作品に仕上げました。
(講評:岡本豊)
太陽の光はこんなにも神々しく見えるのかと思ってしまいます。照らし出される風景がすべて別世界のようです。雲海を、靄の中を通る何本もの光の筋は、刻々と変わり目を楽しませてくれたことでしょう。自然の織りなす風景の素晴らしさを伝えられる作品です。小さな画面ではもったいないので大きくプリントしていただきたいです。一期一会の素晴らしい光景でした。
(講評:椎﨑義之)
能面のようですが、作り手の温かみが伝わってきます。長く作り続けてきたであろう人の温かさ、床の木の質感などが強調されました。また光をうまく読むことで、まるで生きているかのように能面の表情が浮かび上がり、あえてモノクロで仕上げられたようですが、独特の世界観を持った作品になったと思います。ねらいどおりになったのではないでしょうか。
(講評:椎﨑義之)
大人の目線ではなく、目の高さを下げたことにより子供目線の世界になりました。「冒険」というタイトルがぴったりですね。狭い路地、古い建物の壁高く、昔はこんな景色だったかなと考えてしまいます。何を見ても新鮮で楽しかったのだろうか。いつの頃からそんな気持ちが薄れたのかなと。もっと何事にも興味を持たなければ。宙に浮いた瞬間を捉え、少し道に映り込む足元など構図も素晴らしいです。
(講評:椎﨑義之)
「瀬戸の花嫁」
nagisa さん
(入賞)
「ファミリー」
ゆみねえ さん
(入賞)
「恋人たちの夏」
LIGHT さん
(入賞)
「難攻不落」
ニック さん
(入賞)
「春宵を彩る」
クボッチ さん
(入賞)
「天空のそうめん流し」
かーめいと さん
(入賞)
「お田植え祭」
クリエートK さん
(入賞)
「水島コンビナートと棚田」
bigman.h.h さん
(入賞)
「児島湾の夕陽」
MILOS さん
(入賞)
「タイムスリップ」
かめ さん
(入賞)
「47都道府県の魅力新発見フォトコンテスト2017」に応募された作品をご紹介いたしました。
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