いたってシンプルに撮影された作品ですが、木に腰をかけ、レンズをスッと見つめるさるの表情、背中の丸みからも優しさを感じました。また前方に空間を持たせたポジション、全体の構図が良く、柔らかい自然光線が後方からさるの全身に当たることで、美しい背景の紅葉に、決して溶け込んでしまうことなく、自然な対比であたたかく主役のさるを引き立ててくれました。
(講評:岡本豊)
長時間露光によって黄金色に染まる立岩。その立岩の背後には無数の星が見事に描かれています。そして、きっと願いは叶ったでしょう。美しい情景のなか流れ星が見えます。ねらっていても出合えない瞬間を見事にとらえています。手前の水面に立岩が映り込んでいますが、画角に海面を少なめにして空を大きく入れたことで、願いを込めているという作者の想いが作品からより強く伝わりました。
(講評:岡本豊)
雪の日限定のライトアップとのことですが、暗くなっていく時間帯に浮かび上がる様子は幻想的です。それだけでも普段とは違う世界になりますが、ストロボを使用することで雪景色をさらに印象づけることに成功したと思います。雪が多すぎても難しいですし何枚も撮影されたのでしょうか。レンズの選択や絞りなど、テクニックに裏付けられたものだと思います。情緒ある作品に仕上がりました。
(講評:椎﨑義之)
嵐山の竹林は有名ですが、場所も含めて似たような作品になりがちです。そこを大胆なカメラアングルで、広角レンズを使用することでインパクトのある構図になりました。竹の大きさ、高さが強調されましたが、遠近感をカメラの目で表現できたと思います。発想というか、大事なことですが見る目が柔軟です。新鮮な目線で、実際自分の目で見ているような臨場感がありました!
(講評:椎﨑義之)
雰囲気のよい作品です。炎の雰囲気、浮かび上がる2人の表情までも上手く捉えることができています。鵜飼いは人気で撮影される方が多いですが、とにかくピントとブレ、明るさで失敗します。そんな難しい条件での撮影ですが、感度(ISO)を上げ速いシャッタースピードを使用することで、すべてクリアしています。ノイズも少なく、デジタル一眼ならではの仕上げのよさとなりました。
(講評:椎﨑義之)
「満開の中を」
弘法大師 さん
(入賞)
「釣り灯篭」
まえざき さん
(入賞)
「先斗町」
ター坊 さん
(入賞)
「棚田の夜明け」
いとはん さん
(入賞)
「目に蒼く」
轟天 さん
(入賞)
「茶畑を歩く」
HIRORO5511 さん
(入賞)
「祇園祭・鉾が行く」
TSUNA さん
(入賞)
「東福寺の屋根瓦」
老春 さん
(入賞)
「食べられる!」
ヨコチャン さん
(入賞)
「京都の町並み」
Akirasora0704 さん
(入賞)
「47都道府県の魅力新発見フォトコンテスト2017」に応募された作品をご紹介いたしました。
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