星明りに照らされた雪原越しに浮かび上がる樹木と、雪化粧をした岩手山の組み合わせがとても印象的な作品です。冬場の夜間撮影ということもあり、星の流れを考えて設定されたシャッター速度によって表現されたクリアな星々もとても効果的でよい感じです。このような条件では避けることの難しい人工光源(?)の明かりをうまく活用し、一本の樹木を引き立たせた点はとてもよかったですね。今後も素晴らしい作品を作り続けてください。
(講評:合地清晃)
とても美しく存在感のある桜の姿を素直にとらえた作品です。被写体のよさもさることながら画面いっぱいに桜の木を配置し、緑の部分を絶妙な分量で横一線に入れたことで、堂々とした存在感を強調したフレーミングは見事です。また、サイドから優しく差し込む光と、靄の立った遠くの山並みも画面全体に奥行き感を持たせ、厚みのある表現に役立っています。今後も光を見る目と緊張感あふれるフレーミングを生かした作品を作ってください。
(講評:合地清晃)
淡いピンクの大きな一本桜の奥にそびえる岩木山の山頂には、まだ雪が残っています。雲ひとつない爽やかな水色の空が、満開の桜とのコラボレーションのようで、春の訪れを感じさせます。望遠レンズで奥の山を画面いっぱいに引っ張ったことで、一本桜と岩木山が、どどーんと表現された迫力満点の作品ですね。
(講評:出水惠利子)
水色の水田に映り込む「E6系スーパーこまち」の赤いラインがアクセントになっています。岩手山と新幹線の共演は米どころらしい風景ですね。新幹線の風でしょうか、水面の映り込みが柔らかく表現されています。水の清らかさ、涼しげな風を感じ取ることができる作品です。
(講評:出水惠利子)
ピンクのじゅうたんと岩手山のコラボレーションですね。奥に岩手山、手前に芝桜。一面に広がる芝桜は、鮮やかな濃いピンクのじゅうたんのようで見事です。山の手前には、ビニールハウスが見えます。自然と共存している人々の営み。とても魅力的な場所であることが表現された作品です。
(講評:出水惠利子)
「龍泉洞」
ericamera さん
(入賞)
「亀ケ森の山桜と天の川」
きくちやすし さん
(入賞)
「咲蔵(さくら)」
こうめい さん
(入賞)
「さなえ」
まーさん さん
(入賞)
「人馬一体」
toshi さん
(入賞)
「ガラスの小道」
mari_pinoko さん
(入賞)
「白糸の滝」
gayou さん
(入賞)
「北山崎に迫る「やませ」」
ともじい さん
(入賞)
「黎明の渓谷」
バルボン さん
(入賞)
「浄土ヶ浜」
youth-k さん
(入賞)
「47都道府県の魅力新発見フォトコンテスト2017」に応募された作品をご紹介いたしました。
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