空の美しいグラデーションで描かれた、見事な夕焼け空が飛び込んできました。空だけではなく夕焼けが写り込んだ畑の水面。あと5分早くても、逆に遅くても、この絶妙な色合いにはならなかったと思います。最高のタイミングで列車が通過しています。何度もロケハンして足を運んだからこそ、出合えた一枚ですね。画面の左手に列車を配置した構図にも、作者のこだわりとセンスを感じました。
(講評:岡本豊)
六甲山からの光景でしょうか。美しい朝焼けに、靄に包まれた大阪の都市。作品を拝見した瞬間、この情景に引き込まれました。朝陽に染まった空から、日が当たらない場所までバランスよく描かれ、光の帯が何層にも広がり、光輝く淀川と生駒山地から街並みに差し込む光芒が本当に美しいです。その美しい光景をシンプルに写し、望遠レンズで比較的コンパクトに撮影されたことでより一層ダイナミックに作品の印象を強くしました。
(講評:岡本豊)
夜景と花火とのバランスがよく、お手本にしたいくらいの構図です。花火の大きさと高さが素晴らしいです。夜景だけでもきれいなのですが、花火の華やかさもプラスされ、相乗効果できらびやかな作品になりました。また花火を露光間にぼかしてみたり、表現を変えて撮影してみてもよいでしょう。
(講評:椎﨑義之)
湊川隧道でしょうか。僕は訪れたことはありませんが一度実際見てみたい場所です。トンネルの奥行きや電気に照らし出される様子などはもちろん見せながら、左右対称の構図を選択することで非常に印象的になりました。被写体の持つ歴史を感じさせられ、吸い込まれそうです。本当にタイムスリップですね。モノクロでも面白い作品になるでしょう。
(講評:椎﨑義之)
毛獅子の道中舞のようですが、とにかく表情と毛の動きに釘付けになりました。絶妙な一瞬です。動く被写体はフレーミングが難しいですが、無駄のない構図で仕上がりました。よく被写体の動きを観察され、捉えられました。あらかじめシャッタースピードを速くなるように設定しておかないと中途半端になるので、そういう設定もよかったですね。
(講評:椎﨑義之)
「日本の技術」
SHISHI さん
(入賞)
「餘部鉄橋の冬」
Hitoshi さん
(入賞)
「和池の大カツラ」
Phantasmagoria さん
(入賞)
「姫路城大天守より」
teruteru さん
(入賞)
「ああ、しんどいヨー」
トワレのパパ さん
(入賞)
「煌く浜辺」
Hikaru さん
(入賞)
「白いパラソル」
yoshi さん
(入賞)
「三日月と明石海峡大橋」
surubon さん
(入賞)
「早苗植え」
やえ さん
(入賞)
「ゆず夏」
rin さん
(入賞)
「47都道府県の魅力新発見フォトコンテスト2017」に応募された作品をご紹介いたしました。
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