湿原に陽が差し、ゆっくりと静かに明けてゆく朝の雰囲気が清々しいですね。やや青っぽい色合いが、爽やかな朝の空気感を表現しています。
特に良かった点が、足元の下草を前ボケに入れた一工夫です。このおかげで朝露に濡れた緑の質感やきらめく光が強調され、また柔らかく優しい印象がプラスされています。さらに、距離感を与える要素にもなっています。そのままでは朝霧や光の印象がやや弱い状態だったと思いますが、この工夫でグッと全体の印象が引き上げられています。
(講評:門井ゆりか)
人が多く詰め掛け自由に動き回ることが困難な中、バッチリ良いポジションをキープできましたね。大釜から振り上げる笹から今にも飛沫が飛んできそうなこの迫力は、この距離感あってこそでしょう。一瞬、画面中に見える白い点は飛沫なのかと思いましたが、よく見ると桜吹雪!荒々しい行事を一層盛り上げてくれた名脇役となっています。レンズ選択を含めたカメラ設定からポジション決め、さらに風が花びらを舞い上げてくれたこと全てがベストな状態で作り上げられた作品です。
(講評:門井ゆりか)
スナップ写真は気づいたもの、思ったことをありのまま写しとるので、ともすると平凡になりがちです。しかし、そこに「感性」が加わると、立派な作品に様変わりします。 ということで、こちらの作品は観光地などでよく見かける顔出し看板を撮ったものです。通常はここにどなたかの顔が入るのでしょうが、なんと草津温泉の湯畑が写っているではありませんか。そうすることで、この顔の意味と場所が見てとれるのです。作者のセンスの良さが光っています。
(講評:山﨑友也)
木の枝を画面右上まで来るように配置したため、背景にある山の稜線とともに三角構図を作りだし、どっしりとした安定感を保っています。そして中央の木道が遠近感をも表現し、それが立ちこめる霧のなかへと続いていっているため、先の見えない不安な印象を作り出しているところも評価のひとつです。さらに日が射していないので湿原の枯れ草や低木から荒廃感や寂しさも感じられ、モノトーンの色合いがそれらをさらに助長してくれています。
(講評:山﨑友也)
ねらってずっと待っていたのか、それとも偶然なのかはわかりかねますが、とにかくメインのひまわりに「来訪者」がいることが勝因です。ただの花畑では個性がなく面白みもありません。また、絞りをF3.5にしたことで、被写界深度が浅くなり、背景をぼかしたのも、メインの花とのメリハリがついて良かったです。結果シャッター速度が速くなったおかげで、ミツバチもぶれずに写し止めることができました。色のコントラストも良く、夏らしい作品です。
(講評:山﨑友也)
「前橋泥んこラグビー開催..」
高崎のカルガモ さん
(入賞)
「六地蔵」
スーパーなすの さん
(入賞)
「赤城神社」
massa さん
(入賞)
「渋川へそ祭り」
おくしー さん
(入賞)
「どうも」
mama さん
(入賞)
「朝の丸沼」
はりー さん
(入賞)
「茂林寺のたぬきさん」
4®️ さん
(入賞)
「共存」
なおちゃん さん
(入賞)
「富岡製紙場の桜」
RYUJI さん
(入賞)
「夏真っ盛り、」
ちびの父ちゃん さん
(入賞)
「47都道府県の魅力新発見フォトコンテスト2017」に応募された作品をご紹介いたしました。
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