大空を埋め尽くす星の姿を見事な視点で写し出した迫力ある作品です。星明りの中、静かにたたずむ鳥居のシルエットと、時の流れを強く意識させる星の円周運動との組み合わせは、ダイナミックで迫力にあふれていますね。しかも鳥居の隅に中心部を重ねた緊張感あふれるフレーミングは見事なものです。このような条件ではフレーミングに粗が出ることも少なくないのですが、画面の隅々まで神経の行き届いた視点は見事です。今後もよい作品を作り続けてください。
(講評:合地清晃)
美しい新緑の中を走る列車の姿がとても印象的な作品です。画面全体にちりばめられた新緑の緑と、ゆったりと流れる川に映り込んだ緑や鉄橋の姿が見とれるほど美しく表現されています。フレーミング自体はオーソドックスですが、主題をはっきり決め、もっとも良いタイミングで写したことで、最高の情景をとらえることに成功しています。また、新緑の引き立つ見事な露出で全体の印象を高めた点は見事でした。今後もよい作品を作り続けてください。
(講評:合地清晃)
只見川にかかるアーチ型の鉄橋。幻想的な川霧のなかを只見線の列車が通ります。最高の作品ですね。川の水面に鉄橋のアーチが映り込み、とても不思議な作品になっています。季節と光、絶景の場所を探し、そして待つ。写真を撮る醍醐味が集約された作品です。
(講評:出水惠利子)
なんと美しい光景でしょうか! 喜多方市の枝垂れ桜の並木道とあります。すべてを覆い尽くすピンクの桜。ずっと眺めてしまう絶景でしょう。誰もいない並木道を歩くたった一人の女性の姿が絵柄全体を引き締め、とてもすてきな作品になりましたね。
(講評:出水惠利子)
妖艶な光に浮かび上がるのは、会津若松市の鶴ヶ城だそうです。夜のライトアップは妖艶ですね。このライトのみだと、少し怖い感じがしますが、ストロボを活用しはらはらと舞う雪をスローシンクロさせたことで、鶴丸城と雪とのコラボレーションがとても美しく感じる作品になりました。
(講評:出水惠利子)
「湖畔の夜明け」
nagisa さん
(入賞)
「達沢不動滝」
あお さん
(入賞)
「甲冑競馬」
ヒロ さん
(入賞)
「鏡の世界」
LEON さん
(入賞)
「会津のシンボル 鶴ヶ城と磐梯山」
クロポン さん
(入賞)
「思い出の高原」
Mick さん
(入賞)
「福満虚空藏菩薩圓藏寺」
ヒツジイサン さん
(入賞)
「樹氷原を行く」
花パパ さん
(入賞)
「夕焼け」
千里ちゃん さん
(入賞)
「ワタスゲ見頃の浄土平湿原」
tkishida さん
(入賞)
「47都道府県の魅力新発見フォトコンテスト2017」に応募された作品をご紹介いたしました。
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