これは…凄い写真だと思いました。大仏や菩薩の配置。そして外からの入る真っ直ぐな放射光。曼荼羅のような神々しい世界感ですね。もう少し暗くてもいいのかなと思いましたが、この明るい世界観は天上界に通ずるのだと思わされました。見ていると幸福感に包み込まれるような気持になります。仏像の位置や光の入り方…全て絶妙で完成された作品です。ありがたい気持ちになりました。
(講評:冨永聡)
福井県は恐竜で有名になりましたね。この写真は急な氷河期で恐竜が固まってしまったようです。民家を狙う直前だったのかなと想像させてくれます。遠近感を上手くいかしているので、山よりも大きいのかなと錯覚させます。これはマーボさんの狙い通りなのでしょう。雲間の青い空も良い時間帯に撮られたと思います。福井は恐竜でもつ…そんな印象的な作品だと思います。
(講評:冨永聡)
よく撮影に行かれている地元の絶景「東尋坊」で撮影された一枚ですね。作品の雰囲気から察するに、ベテランさんでしょう。NDフィルターでスローシャッターにして波をやわらかな表現へと変えたことで、岸壁の質感が浮き立っています。お気に入りの絶景こそ、さまざまな天候や様子に合わせて自分の感動できる景色へとアップグレードする楽しみがありますね。作者もそんなことを考えながら風景写真の虜になっていることは間違いないですね。私もそんな意気込みの一人ですから。いい作品です。
(講評:石井秀俊)
地元自慢にもいろいろな表現がありますけれど、本作品の完成度には驚かされました。「麦茶となる六条大麦の生産量は日本一!」そんなことを思いながら麦畑の電車風景を撮影されたとは…。美しい夕陽はあくまで麦を輝かせるためのもの、そして電車はアイキャッチと雰囲気づくりですね。ここまで作品表現できるのは、しっかりとした撮影テクニックはもちろん、ユーモアあふれる柔軟な発想力も必要です。地元愛あふれる、すばらしい作品ですね。
(講評:石井秀俊)
体長4.5メートルのフクイサウルスがプラドをがぶり! いや〜愉快!愉快! なんて言っている場合じゃないですね。じつに上手く構成された車はご本人の物! いい趣味してますね〜。しかし撮影テクニックもすごい! タイヤの切れ角にもこだわり、屋根に突き刺さって見えるように細かなレンズの焦点距離調整と撮影位置を移動して、被写界深度もばっちりです。楽しくて勉強になるすてきな一枚ですね。
(講評:石井秀俊)
「宿場町」
とよさん さん
(入賞)
「大本山永平寺」
まっちゃん さん
(入賞)
「金星の太陽面通過」
Ponden さん
(入賞)
「越前朝倉氏遺跡・唐門」
写楽生 さん
(入賞)
「花はす公園にて」
mamo1955 さん
(入賞)
「気比の盆」
miho さん
(入賞)
「吹雪の永平寺」
ヤマチャン さん
(入賞)
「2つの朝日」
aroma さん
(入賞)
「勝山左義長」
くまちゃん さん
(入賞)
「夕日」
リーチ さん
(入賞)
「47都道府県の魅力新発見フォトコンテスト2017」に応募された作品をご紹介いたしました。
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