ひまわり畑と特徴的な風車が美しい夕景をバックによく映えています。単なる晴れではなく、表情のある雲が空に広がりや色彩を与えました。また、風車を少しカットした判断が良かったです。全体を入れると、ひまわりのボリュームが弱くなったかもしれません。脇役としての役目を明確にもしています。
一面に咲いたひまわりが盛んな夏を主張しながら、暮れてゆく1日に少し儚さを感じるような雰囲気がとてもきれいな描写で表現されています。露出や彩度のコントロールも抜群でした。
(講評:門井ゆりか)
とにかく物凄い数の雛と段数に圧倒されます。よく見れば、遠く最上段にはきちんと並んだ女雛と男雛が。大きく絞り込んで撮影されているので、全体細部まで確認することができ良いですね。石段の両脇に並んだ赤い灯籠はまるでこの行事のためにあるようです。自慢の風物詩は見応え満点ですね。また、面白いのはこの景色は地元の女性たちの陰の努力があってこそという思いに重点を置いていることです。制作途中の面白さと、感謝が伝わる作品です。
(講評:門井ゆりか)
引き波が作り出した砂地の凹凸に、波の水が砂に吸い込まれる前のホンのひととき。砂の上にわずかに残った波が夕陽を反射して輝く瞬間を、何度も何度も撮影したことでしょう。その苦労が報われましたね。 シャッター速度も1/50と比較的遅めのため、波がまだ引いている部分がぶれて動感も加わっています。潮の満ち引きは自然が織りなす当たり前の事象ですが、見方を変えればこんなにもドラマチックに表現できるのだと再認識させられました。
(講評:山﨑友也)
ボク個人的には絵はがきのような単純にきれいな風景よりも、自然現象によって予想だにしなかった風景のほうが絶対的に好みです。ただしそんな状況でも、何かのプラスアルファが作品としては大切だと思っています。 こちらの作品でいうならば霧だけではなく、山頂付近に朝日が射し込み雲海に色のグラデーションと奥行きや深みがついたことです。ときとして自然は、我々の想像を遥かに超えるシーンを作り出してくれますね。
(講評:山﨑友也)
池の上にたたずむ睡蓮にのみ、わずかな柔らかい光が当たっていることで、花に立体感と透明感が加わりました。この様子は恐らくそんなに長い時間続かなかったでしょう。素晴らしい一瞬を捉えていると思います。 風が吹かなかったことも幸いでした。水面が揺れずに鏡のようになり、花の右側の反射がメタリックに輝いているのも印象深いです。画面の上を少しカットして、水面をもっと画面に取り入れてもよかったかもしれません。
(講評:山﨑友也)
「ダイヤモンド」
えすかる さん
(入賞)
「九十九里ビーチ」
りぃ さん
(入賞)
「銚子の大仏様」
なんまんくん さん
(入賞)
「棚田に映り込む朝日」
アルチョム さん
(入賞)
「海に立つ」
サーバル さん
(入賞)
「日本武尊をオトタチバナヒメ」
ガッチャン さん
(入賞)
「晩夏」
hide さん
(入賞)
「月とトンビ」
キンメ さん
(入賞)
「月の砂漠」
熊じじ さん
(入賞)
「暑中見舞い」
ny さん
(入賞)
「47都道府県の魅力新発見フォトコンテスト2017」に応募された作品をご紹介いたしました。
その他にも、さまざまなコンテンツが満載
キヤノンイメージゲートウェイ会員の
皆様からの写真で
千葉県の魅力を見つけよう!