ボクは、動画と違い写真は、状況や行為などを人に想像させるところが妙技であり、また面白さなのではと思っています。つまり、目の前の事象そのものを写すのではなく、ボケやブレ、影などを利用し、実際に伝えたいことを見る人に想像させるということです。 この作品で利用した反射も、かなり効果的です。水面に映るぼやけた色をあえて写すことで、人はより鮮やかでノビノビと泳ぐ鯉のぼりの様子を想像するのではないでしょうか。
(講評:山﨑友也)
飛沫があたりに立ちこめていることもあり、かなりはっきりと光芒が見えています。その奥には、もはや副題となってしまった薄い緑色をした滝の流れと、そこから続く青白く揺らぐ水流が、筋として表現されています。6秒という低速シャッターも、この場においては適切で、射し込む光とは対照的で繊細な絹糸のような柔らかいながらも、どことなく存在感を示しています。静と動、力強さと神秘さが上手く相乗効果をもたらした一枚です。
(講評:山﨑友也)
最近多く見かけるようになった手筒花火のシーンです。多くの写真は打ち上げられる火の粉をすべて画面の中に取り入れようとするため、火の粉の高さは伝えることができますが、迫力は今ひとつになってしまっています。こちらの作品のように打ち上げる人に焦点を当ててアップで捉えることで、実は降りかかる火の粉の量や激しさがより表現できるのです。-1の露出補正をしたことで火の粉が白飛びせず、一本一本が微細に写せました。
(講評:山﨑友也)
「憾満ガ淵の化け地蔵」
いちご大福 さん
(入賞)
「妖艶」
星の旅人 さん
(入賞)
「烏山」
BUN さん
(入賞)
「静寂」
ヤマチャン さん
(入賞)
「東照宮へ続く道」
cotton100 さん
(入賞)
「秋の華厳の滝」
youth-k さん
(入賞)
「錦の秋空」
てつや さん
(入賞)
「那須高原秋の夕日」
awabi さん
(入賞)
「本日は晴天ナリ」
yoppy さん
(入賞)
「鑁阿寺」
321さん さん
(入賞)
「47都道府県の魅力新発見フォトコンテスト2017」に応募された作品をご紹介いたしました。
「もうひとつの宇都宮名物」
いちご大福 さん
(2016年優秀賞)
「手筒花火」
toranekonatu さん
(2016年優秀賞)
「今が旬」
mimoza さん
(2016年優秀賞)
「光の演出」
KIYOKIYO さん
(2016年入賞)
「出番前のひと時」
涼香 さん
(2016年入賞)
「明と暗」
星の旅人 さん
(2016年入賞)
「錦鏡」
misuzuphoto さん
(2016年入賞)
「イワツバメ乱舞」
pomu さん
(2016年入賞)
「黄色い絨毯」
タケちゃん2 さん
(2016年入賞)
「霧の朝」
kouji さん
(2016年入賞)
「夏の思い出」
DD54MAN さん
(2016年入賞)
「夜明けの貴婦人」
tkishida さん
(2016年入賞)
「五月晴れの麦畑」
のりお さん
(2016年入賞)
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撮影された写真で、栃木県を旅しよう!