花火の撮影はテクニック本が発売されているほど難しいものです。ましてや夜祭りとの共演となると、さらに難易度は増すでしょう。 ところが、作者まなとんさんは、それらをものともせずに見事に写し込みました。通常なら舟山車を画面下の真ん中に置きたいところですが、右下に配したことで構図に動きが生まれ、花火が写る位置も確保しています。ストロボを山車に当て花火との明るさのバランスを取っていることからも、手練れさが感じ取れます。
(講評:山﨑友也)
木々がそびえる画面上部と手前の休耕田とが、それぞれエメラルドのブルーとグリーンとに分かれ、これだけでも神秘的な光景で風景写真としても成り立っています。その色の境目に霧が立ちこめ、さらにそこへ3羽のシラサギがいるとは、この上なく幻想的なワンシーンです。ここまでの好条件はできすぎのようで、運を味方につけました。ただそのチャンスを逃さず構図的にも露出的にも見事に捉えたことは実力です。まさに一期一会の世界ですね。
(講評:山﨑友也)
数多くの絵馬が飾られた石畳を歩く少女たちの後ろ姿を、トンネル構図と日の丸構図を組み合わせ、上手く再現できました。上下左右もシンメトリーに捉えたことと絵馬の露出を抑えたことで、真っ先に彼女たちの鮮やかな帯に目が留まります。 残念な点を挙げれば、タイトルでしょうか。「浴衣=夏」は容易に連想できますが、「夏休み」は少々無理を感じます。タイトルを含めての作品ですし、審査対象ですので、そのあたりも熟慮してみてください。
(講評:山﨑友也)
「踊る無邪気なこころ」
えいご さん
(入賞)
「造形美」
風花 さん
(入賞)
「川越喜多院」
ながたか さん
(入賞)
「時の鐘」
山ちゃん さん
(入賞)
「ただ待つ」
グラハム さん
(入賞)
「棚田の学校」
にしやん さん
(入賞)
「雨上がり」
あるば さん
(入賞)
「夜明けの雲海」
ゆきぽん さん
(入賞)
「轟音轟く」
sei3rou さん
(入賞)
「紅葉の畝」
ギセイ さん
(入賞)
「47都道府県の魅力新発見フォトコンテスト2017」に応募された作品をご紹介いたしました。
「赤い絨毯」
あるば さん
(2016年優秀賞)
「さきたま火祭り」
Sky duck さん
(2016年優秀賞)
「超大盛!!」
かず さん
(2016年優秀賞)
「めで鯛尽くし」
aki さん
(2016年入賞)
「競艶」
HIRO-KO さん
(2016年入賞)
「ヨシキリ絶叫!」
キラクマン さん
(2016年入賞)
「森の主」
ゼハ さん
(2016年入賞)
「祭りのフィナーレ~秩父夜祭」
ばたやん さん
(2016年入賞)
「ランデブー」
開発 さん
(2016年入賞)
「小江戸巡りが終わる」
シルバーヘッド さん
(2016年入賞)
「田植え時期の夕焼け」
ながたか さん
(2016年入賞)
「利根川を舞う」
櫻路郎 さん
(2016年入賞)
「錦」
風花 さん
(2016年入賞)
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