隙間なくびっしりと地面を埋め尽くすのは、ヒガンバナの絨毯ですね。日陰の深紅と、スポットライトが差し込んだような鮮やかな朱のコントラストが美しいです。
周囲は緑で埋め尽くされた深い森のようにも感じます。早朝で人がいないのも静まり返った雰囲気でよいです。あえて太陽の光を画面に入れて、絞り込むことでできた太陽の形も効果的です。この太陽を見せるには、やや暗めの露出が適切です。全体のイメージを壊さないバランスの取れた露出設定です。
(講評・井村淳)
行田市のさきたま古墳公園で行われる「さきたま火祭り」。そのクライマックスだそうです。立ち上る白い煙がスローシャッターで独特な動きとなり面白くとらえられています。ちょうどライトアップされたところから上がる煙をブレすぎず、止めすぎずの絶妙なシャッター速度で撮られています。
手前の一人の人物の後ろ姿と、奥にもたいまつを持った人の列を見せ、大勢の人が見守っているこの祭り全体の規模が伝わってきます。やや暗めの露出にしたことで、より臨場感が出ました。
(講評・井村淳)
何と言ってもインパクト満点です。正直、作品としてのクオリティは物足りないですが、この山盛りのそばに座布団のようなかき揚げ天は、笑ってしまうほどの大きさですね。ぜひ一度挑戦してみたくなりました。
山盛りのそばの向こうに座っている少年の表情が見えたら、もっとよかったと思います。あるいは、もう少しトリミングをして周囲の空間を減らすことで、超大盛り感が強調できたと思います。
(講評・井村淳)
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