「おくのほそ道」の道中、松尾芭蕉とその弟子・河合曾良も眺めた松島の風景。 作者は震災の前から、お気に入りの場所であるこの地(東松島市奥松島湾)に通われて撮影を続けられているそうです。穏やかな海原に漁船が描きだす波模様をきれいに浮き出しながらも、黒つぶれすることのない絶妙な露出で撮影されています。松島の絶景を目にした芭蕉は、感動のあまり句を詠めなかったといわれています。いつの世も人の心を魅了するこの風景。大切に守っていきたいですね。
(講評・阿南一夫)
見た瞬間、小田和正の曲「たしかなこと」が頭の中で流れ始めました。この作品は、よい意味で生命保険会社のCMを想起させる写真ですね。まさに人生の中で、かけがえのない幸せなワンシーンを捉えた一枚です。
もし撮影された方をご存知でしたら、ぜひこの写真をプレゼントしてあげてください。この子が大人になった時、両親にとって自分がいかに大切で愛される存在なのかと気づくきっかけとなり、一生の宝物になることでしょう。
(講評・阿南一夫)
気仙沼といえば フカヒレ が有名ですけれども、ちょっと調べてみたところ「生鮮カツオの水揚げ」が19年連続で日本一なのですね。東日本大震災という大きな困難を乗り越えて、日本一を更新し続けてきた関係者の方々には頭が下がる思いです。
日ごろスーパーで見かけるカツオも、もしかしたらここから発送されたものかもしれませんね。「戻りガツオ」 の季節になったら、脂の乗ったカツオをつまみに、「浦霞」や「一の蔵」でキュッと一献いきたいところです。
(講評・阿南一夫)
北海道 東北エリア |
関東エリア | 中部エリア | 関西 中国エリア |
四国 九州エリア |
---|---|---|---|---|
その他にも、さまざまなコンテンツが満載