四日市コンビナートを中心に広がる街並みを無駄のない構図でとらえています。冬の透き通った空気に工場夜景は映えますね。
ビルから俯瞰で撮影し、オレンジと薄紫色のグラデーションとなった薄暮の空の下で、手前の弧を描く道から工場群、そして遠くの住宅は点になるまで細かい描写を得ることができました。
絞りも絞り過ぎなかったことが幸いして、遠くまでシャープな仕上がりになっているように感じます。
(講評・山岸代里子)
雄大な棚田。その中を縫うように走る道に描かれた1台の車の光跡がフォトジェニックですね。折り返すところで色がオレンジから赤へと変化していることも見逃せません。タイトルからも、この瞬間を待って撮影した意気込みと感動が伝わってきます。
日没後、まだ水田に空の色が写り込む時間帯に、絶妙なシャッターチャンスをものにしています。バルブ撮影で車の光跡も道の端から端まで切れることがなく、露出も的確で、宵の時間帯が色彩的に再現されています。
(講評・山岸代里子)
ライダーが一斉にオートバイに駆け寄っていく姿とたくさんの観客から、興奮に沸き返るサーキット場の様子が伝わってきます。画面右下に写る手を叩く観客が、沸き立つ雰囲気を一層高めてくれています。
対角線上にライダーを配置し、手前の観客からライダー、そして奥の観客へと視線誘導を促し、これから始まるレースに白熱するライブ感がたっぷりで、まるでその場にいるような気持ちになります。
(講評・山岸代里子)
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