よく教会で見るステンドグラスの情景ですが、撮影は京都府舞鶴市のレンガ倉庫だそうです。外から差し込む光に強く照らされて、光芒になっているのが印象的ですね。光芒やガラス面の色味を引き立たせるように、左側の空間をうまく利用されています。
作品に空間的な広がりがあり、うまくまとまった構図になりました。レンガ倉庫の立体感や質感がよく出ています。
(講評・山本学)
流れの中で船は非常に揺れているのでしょう。船頭さんはきっとこの道何十年というベテランで、このポイントで披露する見せ場なのでしょう。岸から撮影しているので臨場感がより活かせているように感じました。
波のしぶきが飛び上がる高さ、またお客さんの表情からは歓喜に満ちた声が聞こえてきそうですね。ほかの船も撮影されたのだと思いますが、いいカットを選ばれましたね。
(講評・山本学)
京都はたくさんのお茶畑がある有名な産地。きれいに刈られたお茶の垣根は、斜面やうねる丘にへばりつくようにあり美しいです。作者は、霧が発生するのを予測して撮影に出かけられたようですが、それで正解です。遠くに霞む山々を配し、柿の木のオレンジのアクセントも美しいです。一目で季節感を感じさせてくれる作品です。
ただ、空の部分が少々明るすぎたようです。この明るさを落とすことができれば作品に深みが出ますよ。
(講評・山本学)
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