雪で白く埋め尽くされた棚田と、積もった雪の合間から見える畦がモノトーンの模様を作り出して美しいです。
最近は温暖化でめったに雪も積もらないとのコメントをいただきました。雪のタイミングを見計らっての撮影で、素晴らしい景色に出会えましたね。
1/60秒のシャッタースピードが斜めに降る雪を表現し、風や寒さを感じさせます。
この寒い冬を乗り越えれば、また暖かい春がやってきます。同じ場所でさまざまな情景の変化を楽しめるのは、四季のある日本だからこそですね。
(講評・山岸代里子)
洞穴でしょうか、大きな洞穴から浮かび上がる太鼓を叩く2人のシルエット。とてもインパクトがあります。太鼓を打つ人と足を開いて大きくポーズをとる人のシルエットが印象的で、シャッターチャンスもばっちりです。
雲や波が画面を演出してくれていて、撮影日の天候もこの作品にぴったりでしたね。
空にわき立つ雲と荒波、そして松明の炎と太鼓演者のバチを持つ手の動き。すべてに動感が表現され、波の音と太鼓の激しい音が聞こえてきそうです。
(講評・山岸代里子)
ひとつひとつ丁寧にむかれた柿が等間隔に紐でくくられています。作り手の愛情がたっぷりと詰まっていて美味しそうです。
レンズを広角側にして遠近感を作り出し、まだみずみずしさも残る鮮やかな色の「ころ柿」が天井を埋め尽くす様子が伝わります。
「ころ柿」作りで忙しい中、話を聞きながら撮影をしてきたとのこと。表情も自然で大きく手を伸ばして作業する姿に、作業する方と作者あまかつさんとのほのぼのした楽しい時間が想像できます。
(講評・山岸代里子)
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