アジサイの名所はいろいろとありますが、都内や鎌倉では見頃を迎えると、このような広角でのフレーミングでは、人が入らないことが滅多にないほど混み合います。
それに比べて福島市の土合舘(あいどだて)公園では、このように小道を覆わんばかりにきれいにアジサイが咲き誇っていてうらやましいかぎりです。手前の花や葉が傷む前の時期に、広角レンズによって適度な遠近感を演出し、小道の先には木洩れ日と、すべてをうまく構成して撮影されています。
(講評・阿南一夫)
奇祭「円蔵寺の七日堂裸まいり」。おそらく皆さんもニュースの締めの映像あたりで一度は見たことがあるでしょう。カメラマンとしては、写欲をくすぐられる魅力的な被写体です。このような祭りの撮影は、ポジション取りで決まると言っていいでしょう。理想的な位置で撮影することができています。
ただ厳しいことを言えば、ストロボ光が届いていない部分がわずかにブレています。シャッター速度とISO感度をもう1段上げて撮影されていれば完璧でした。
(講評・阿南一夫)
大内宿の「高遠(たかとお)そば」は有名ですが、私は風景写真家ですので、いつも近くの道を通り過ぎるばかり。何でも一本のネギを箸代わりにして食べるのは、昔は祝いの席や徳川将軍への献上品だったため「切る」というのは縁起が悪いとされ、そのまま使ったのが始まりだそう。昔の人に、「せめて箸は使って、ネギはかぶりついたら?」と軽くツッコミを入れたくもなりますが、見た目のインパクトが強烈なので、話のネタにいつかは体験したいと思っています。
(講評・阿南一夫)
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