初日の出・ツバキ・白川郷!1月に撮りたい写真ベスト10
M.T
キヤノンイメージゲートウェイ事務局 編集部
新しい年を迎えたら、さあ、何を撮りましょうか。1月に撮りたい「旬の被写体」をピックアップしてお届けします。この季節の撮影ネタになりそうな写真や、撮り方のヒントになる記事はこちらです!
第1位 白川郷
- これが撮りたい
日本の原風景、白川郷のライトアップ。
日本が誇る世界遺産の一つ「白川郷」は、四季を通じてフォトジェニック! 新年を迎えると冬の風物詩である白川郷ライトアップイベントが始まります。2019年から完全予約制の抽選式になりました。参加方法の詳細は白川郷観光協会公式サイトをご確認ください。
白川郷をミニチュア風に撮ってみた!
白川郷の集落を一望できる展望台。白川郷のパンフレットなどでおなじみの景色です。合掌造りの家は、雪風を避けるため、みんな同じ方向を向いているのがわかりますね。こんなふうにミニチュア風に撮る遊びを提案した「タネキヨのヨキネタ」のページをぜひチェック!
第2位 正月・初詣
- これが撮りたい
初詣に出かけたら撮りたい新年初スナップ!
新年を迎えたら、まずは初詣ですよね。お出かけになる神社は決まっていますか? 参道に並ぶ多くの参拝客、参拝客を迎えるかがり火や焚火、甘酒やお神酒を提供してくださる方々など、お正月ならではの景色や表情をスナップするのも楽しいですね。
初詣フォトセッションのアイデアに!
フォトコンテストで会員の皆さんからの写真を拝見していると、「そんな視点があったのか」と驚かされます。たとえば灯ろうの空洞越しに彼女を写したこちらの一枚。ちょっとマネしてみたくなりません?
第3位 初日の出
- これが撮りたい
ドラマチックに「初日の出」を撮る!
空気が澄みきった冬の朝。日の出や夕景が美しい季節です。やっぱりお正月ですから初日の出の撮影にはこだわりたいですね。日の出前からの準備が必要なので、事前にどこで撮影するか、絵づくりのプランも練っておきましょう。こちらのページが参考になるはず!
第4位 ツバキ
- これが撮りたい
冬に咲く花、ツバキをねらってみたい!
ツバキ(椿)は、漢字で木偏に「春」と書くことからもわかりますが春の花です。でも、寒椿、冬椿と呼ばれる早咲きのツバキもあるのですね。雪の中で花を開く花や、ツヤのある葉が美しいです。「写真の撮り方アーカイブ」には、ツバキとよく似たサザンカの見分け方も紹介されていました。
「散り椿」と「枝垂れ梅」の共演も楽しみ!
花開いたツバキは、やがて花ごと地面に落ちます。地面にもツバキの花が咲いているような状態が見られます。これまた風情があるものですよね。こちらのページに掲載さている「散り椿と枝垂れ梅」(作者mimiさん)という作品がすてきです!
第5位 スイセン
- これが撮りたい
「スイセンの撮り方」をポイントガイド!
野に咲く冬の花のなかでも人気があるスイセン。開花時期は12月から2月ぐらいまで。春まで楽しめることもあるそうです。どうすれば絵になるか。花の選び方、フレーミングの仕方、構図、背景の処理方法などを紹介したこちらのページが役に立ちます!
フォトグラファーのセンスに学んでみよう!
写真家・川合麻紀さんの「センスアップ! 写真のキメ手は表現力」の早春の花々特集で、スイセンを取り上げています。こちらは黄色いスイセン。イメージを広げて構図を作り込んでいくプロセスが、やっぱりフォトグラファーなんだなあと感じるはず!
第6位 ロウバイ
- これが撮りたい
冬の花の人気者ロウバイ。小さな花の撮り方。
散策していると、枯れた木立の中に黄色い小さな花を付けたロウバイを見つけることができます。蝋細工のような花びらが特徴で、開花時期は12〜1月。ちょうど旬の被写体です。小さい花なので撮り方にはちょっとしたコツがあるそうです。
人気アイテム「宙玉」でロウバイを撮る!
レンズのフィルターに貼り付ける「宙玉(そらだま)」というアイテムがあります。キヤノン製ではありませんが、写真遊びが上手な人は使っているみたいですね。宙玉写真だけを集めた本も出版されています。宙玉でロウバイを撮ってみても面白そうですね。
第7位 雪
- これが撮りたい
雪に覆われた銀世界。風景のドラマが!
「冬は撮るモノがない」と思って家に閉じこもっていると、自然界の素晴らしいドラマを撮り逃してしまいますよ。そんなときは、写真家・田中達也さんの風景写真講座「冬の『ドラマ』を撮ろう」をぜひ。ぬくぬくのこたつを抜け出して、雪に覆われた風景を撮りたくなるはず!
雪面の足跡に思いを馳せてみたくなる作品。
こちらは「47都道府県の魅力新発見フォトコンテスト」から新潟県の作品です。降り積もった雪の表面に森の動物の足跡がついています。どんな動物だったのか。どこへ向かっていったのか。姿が見えないだけに想像が膨らみますね!
第8位 氷瀑
- これが撮りたい
冬の厳しさ、美しさ。「氷瀑」を撮る!
厳冬期に凍てついた滝のことを氷瀑といいます。自然界の威厳を感じさせてくれる写真に憧れます。冬の滝にたどり着くまでが大変ではありますが、苦労して出かけるからこそ撮影に気持ちが入ります。まずは写真家・田中達也さんの撮り方ページを参考にしましょう。
会員が撮影! 冬の風景写真の傑作選。
「冬の風景写真の撮り方入門講座」の読者が寄せてくれた写真を講師の写真家・田中達也さんがセレクト。優秀作品を発表したページです。かなりの力作ぞろいですよ。こちらの朝もやの滝の写真は、幻想的でドラマチック。講評コメントとあわせてご覧ください。
滝壺周辺で「氷のアート」を撮る!
厳冬期の滝壺周辺の岩に飛び散る水しぶきが凍りつき、つらら状の氷のアートが出現することがあります。これも氷瀑に出かけたら撮りたい被写体ですね。滝の周辺は凍りついて滑りやすいので、くれぐれも足元に注意しましょう。
第9位 シラスウナギ漁
- これが撮りたい
写真を見て答えがわかった人はツウです!
宇宙空間にも見えるこの写真、じつは徳島県の吉野川で見られるシラスウナギ漁の情景。光を使って稚魚を集める漁法なので、空が暗い新月の夜に盛んに行われるそうです。本州四国連絡橋を利用し、神戸から徳島まで車でひとっ走りして撮影する方も多いようですよ。
アイデア次第でイメージが広がる好例!
こちらも同じくシラスウナギ漁を題材にした一枚。作者Riki Fujitaさんの作品「末広大橋としらす漁」です。長時間露光のテクニックで漁船を光の筋にして描いたのですね。1つの被写体でもいろんなアプローチが考えられそうです!
第10位 樹木
- これが撮りたい
冬の樹木をアーティスティックに撮ってみる!
冬は大きな樹木の立ち姿が絵になる季節です。写真家・田中達也さんは、樹木の景色なので「樹景」と呼んで作品づくりに取り組んでいます。こちらのページでは、冬の樹景の撮り方をガイド。意外なコツやポイントが見つかるはずですよ!
冬景色を印象的にする「樹木」の活用法。
見渡す限り一面の銀世界の風景写真。ここに一本の樹木があれば絵になります。樹木がなければ写真として成立しないかもしれません。樹木があれば雪原に影が伸びて印象的な場面になることも。冬の風景写真をセンスアップするなら、写真家・川合麻紀さんの記事は必読です。
すごい! 冬の風景写真の優秀作品。
「冬の風景写真」の撮り方入門講座の読者から寄せられた作品の発表ページです。こちらのページは本当に力作ぞろいで素晴らしいです。冬こそ風景写真だな! と気付かせてくれる作品がいっぱい。すごくいい刺激になります。皆さんも見てみてくださいね。