放置すると思わぬトラブルに! レンズに付いた手指の脂や汚れはどうする?

放置すると思わぬトラブルに! レンズに付いた手指の脂や
汚れはどうする?

子どもを撮影していたら、指でレンズを触られた! 気がつかないうちにレンズにべったり指紋が! そんなときはどうすればいいのでしょうか。今回は、手指の脂分で付着した汚れのメンテ方法を紹介します。

〈想定トラブル〉 放っておけばこんな事態に!

レンズの手指の脂汚れ。薄く付いているくらいなら写真にも写り込まないし、今度クリーニングすればいいや……と先延ばしにしがち。でも、そうするとこんなトラブルが起きる可能性があります。

脂分が「ノリ」になって
ホコリが付着する

ただのホコリならブロワーで吹けば飛ばせます。でも、ベタベタ成分の脂分には細かいホコリがくっついてしまい、簡単なケアでは落とせなくなります。

脂分をエサにするカビが増殖する

カビの菌は、脂分をエサにしているといわれています。手指汚れの部分にカビ菌が付着したら大変。最悪の場合、カビ菌がレンズ表面を傷つけてしまいます。

ホコリが付いたままクロスで拭くと
キズの原因になる

脂分のせいでブロワーを使っても吹き飛ばせないホコリ。こいつが付いたままクロスでゴシゴシこすると、レンズを傷つける原因になります。

〈メンテで対策〉 レンズに付いた
手指の脂分をクリーニング

放置しても手指の脂の汚れは落ちません。脂分があるとホコリが付着しやすくなるため、早めのケアが重要。レンズを傷つけずにメンテナンスするために必要なアイテムと使い方を紹介します。

① ブロワーでホコリを吹き飛ばす

ブロワーでホコリを吹き飛ばす

まずは付着したホコリをブロワー(ホコリやゴミなどを空気圧で吹き飛ばして除去する道具)で飛ばします。汚れでべたつきがある場合は、ブロワーだけでは落ちませんが、空気圧で飛ばせるホコリを先に取り除いておくと作業がラクです。

② クリーニングペーパーと
クリーニング液

用意してほしいのは、レンズの指紋や油汚れなどを拭き取るための専用クリーニングペーパーです。水やクリーニング液を付けて、レンズを拭きましょう。クリーニング液とはアルコールをベースにしたクリーニング専用の液体で、レンズのメンテナンスにおすすめです。

③ 仕上げはクリーニングクロス

仕上げはクリーニングクロス

クリーニングペーパーにクリーニング液を数滴たらして、手脂が付いた部分を優しく丁寧に拭き取ります。汚れが取れたら、仕上げのために専用クリーニングクロス(デリケートなレンズを拭いても傷がつきにくい特殊繊維でできた布)で拭き取ります。

ズームレンズは一番伸ばした状態にして、胴体部分のホコリや汚れを落とします。
見落としがちなポイントなので、ぜひチェックしてみてくださいね。

便利なカメラメンテナンスセット

カメラメンテナンスセット

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ブロワー、ブラシ、クリーニングクロスの便利なセット。ホコリを払って吹き飛ばす、そして拭き取るというクリーニングの基本プロセスを網羅します。ダークネイビーのポーチ付き。