「カメラとレンズの通信不良です。レンズの接点を清掃してください。」
そんなエラーメッセージを見て戸惑ったことはありませんか?
今回は、カメラやレンズの「接点」の正しいケアや清掃方法をご紹介します。
「接点」とは、カメラとレンズを電気的に通信させる部分のこと。接点が汚れていたり、摩耗したりしていると、カメラとレンズの信号のやり取りができなくなり、ピント合わせが正確にできない、絞りが正常に動作しないなどの問題が起きることがあります。
こんな状態になっていませんか?
接点の周辺やマウント部分に、ゴミや汚れがたまっていませんか?
通信エラーなどのトラブルが起きていなければ、とくに接点の清掃の必要はありません。カメラとレンズの信号をやり取りする接点は、非常にデリケートです。水分や脂分が付着する恐れがあるので、手で直接触れないようにしましょう。ブロワーでホコリを飛ばすのが基本のケアです。
ホコリやゴミをブロワーで飛ばします。それでも落ちない場合は、クリーニングクロスで優しく拭き取ります。
ホコリやゴミをブロワーで飛ばします。カメラ内部にゴミが入ってしまわないようにマウント開口部を下向きにしましょう。それでも落ちない場合は、クリーニングクロスで優しく拭き取ります。
通常の清掃で改善しない場合には、ぜひキヤノンのメンテナンスサービスをご利用ください。接点の汚れや摩耗がひどい場合には、部品交換が必要な可能性があります。大切な機材をいつでも快適に使えるようにしましょう。