カメラの大敵! 「センサーに付いたホコリ」対策。

カメラの大敵!
「センサーに付いたホコリ」
対策。

写真にぼんやりと写り込んでいる黒いゴミ。気付かないまま撮影を続けていませんか? そのゴミが、せっかくのきれいな写真を汚しているかも! 今回は、初めての方でもわかるカメラのホコリ対策をお届け。簡単&適切なケア法をご紹介します。

ホコリがつくとどうなる?

カメラ内部に入り込んだゴミが、写真に写り込んでいることがあります。ポツポツと黒くぼやけた斑点や、糸くずのようなものが写っていたら、ホコリの付着を疑ってみてください。
付着場所として怪しいのはレンズの後玉とイメージセンサー。まずはレンズの後玉のホコリをブロワーで飛ばし、専用クロスでレンズを拭いてみて、それでも写る場合は、イメージセンサーに付着しているのかもしれません。

セルフメンテナンスしてみよう!

セルフメンテナンスしてみよう!

①「センサークリーニング」機能を使う

①「センサークリーニング」機能を使う

イメージセンサーはとってもデリケートなパーツです。手で触れてしまうと、汚れが広がったりセンサーに傷がついてしまうことも。まずはカメラの「センサークリーニング機能」を使ってみましょう。微小な振動でホコリを振り落としてくれる機能です。
センサークリーニング機能は、カメラの電源を入れる、切るときに自動で作動しますが、手動でも作動させることができます。

  • ※詳しくは各製品の取扱説明書をご確認ください。
  • ※センサークリーニング機能に対応していない機種もあります。その場合は、手作業のクリーニングをお試しください。

②ブロワーなどを使って手作業でクリーニングする

センサーに着いたホコリは、ブロワーを使って落とすことも可能です。

〈ミラーレスカメラの場合〉

〈ミラーレスカメラの場合〉

レンズを外すとイメージセンサーが見えるので、ブロワーで風を吹き付けてホコリを飛ばします。落としたホコリがカメラ内部に戻らないように、カメラのマウントを下向きにして風を吹き付けます。

〈一眼レフカメラの場合〉

〈一眼レフカメラの場合〉

一眼レフの場合は、レンズを外してもイメージセンサーは見えません。カメラの「手作業でクリーニング」機能を実行して、イメージセンサーの前にあるミラーを上げましょう。これで直接イメージセンサーに風を吹き付けることができます。

おすすめのクリーニンググッズはこちら

今回ご紹介したセルフケアでホコリやゴミが取れない(また写真に黒いものが写り込む)場合は、無理をしないで。特にイメージセンサーは繊細なものなので、プロの技術者によるメンテナンスサービスのご利用をおすすめします。

キヤノンのメンテナンスサービス 「あんしんメンテ」