屋外で撮影中に、突然の雨! 大切な機材をちょっと濡らしてしまった……。
そんなとき、あなたはどのようなお手入れをしていますか? 今回は、「機材を雨から守る方法」「雨の日にちょっと濡らしてしまった機材のケア」など雨の季節に役立つカメラ&レンズのメンテナンス術をご紹介します。
「今日はちょっと降るかも……」。天候の崩れが想定されるなら、レインカバーなどを使ってしっかり機材を保護しましょう。
想定外の雨に見舞われてしまった場合は、まずは撮影を中止すること。そして機材が濡れないように、持っているタオルや衣類で覆って保護しましょう。コンパクトに収納でき、さっと取り出してカメラを水滴から守れるプロテクティングクロスがあると便利です。カメラバッグなどにいつも用意しておきたいですね。
撮影に夢中になり雨の中で撮影し続けると、機材の故障の原因になりかねません。もしも修理となれば、想定外の出費になってしまうかもしれませんよ。
防塵・防滴構造のカメラやレンズであっても、濡れたまま放置しておくと内部に水が入り込んでしまうことがあります。このため雨に濡れてしまった場合、まずは早めに水を拭き取ることが重要です。その上で、各部のチェックをしてください。
アイカップやストラップ取付け部は見逃しがちなポイント。
ここも見逃しがち。ストロボが上がらなくなってしまうかも。
濡れたままズーミングすると内部に水滴が浸入してしまうので注意!
水滴がスイッチから浸入すると、動作不良の原因に……。
外観の水分がしっかり乾いていることを確認したうえで、各動作を確認しましょう。
どれか1つでも該当するようでしたら、そのまま放置しないで、必ずメンテナンスしてください。機材に入り込んだ水分は、カビや電気系統の故障などのトラブルの原因に!