「作品づくり はじめの一歩」絞り編

「絞り」で、
  写真を変えてみよう。

「ボケ」がきれいな写真、シャープな描写の写真。
「絞り」の設定次第で、思いどおりに撮れますよ。

いつもは「設定」をカメラまかせにしている皆さん! カメラの設定を変えるだけで、あなたの写真が「作品」に進化するとしたら……? モードダイヤルを回して「絞り」や「シャッター速度」の設定方法を覚えれば、写真が変わります。さあ、始めましょう。

※本ページの作例写真は、「ウイークリーフォトコン」応募作や、「みんなの名作
セレクション」掲載作など、会員の皆さまの作品です。協力に感謝いたします。

背景を大きくボカして写真の中で
強調したい部分に視線を集める

hiros326さん「瞳の先」
hiros326さん「瞳の先」

クリッとした瞳にだけピントが合い、背景がきれいにボケているので、いちばん見せたい瞳がうまく強調されましたね。また、ボケを生かしたことで、ネコの毛並みが柔らかく表現されています。

見せたい花の前後を大きくボカして
ふんわりしたイメージをつくる

笙子さん「仲良し」
笙子さん「仲良し」

白、黄色であふれるコスモス畑に、少数派のピンク色。前後をきれいにボカしたので、主役のピンクが引き立ちましたね。絞りの調整でピントが合う範囲が変わるので、このようにふんわりしたイメージをつくれますよ。

大きくきれいなボケをつくって
印象的な写真にする

こぐまさん「朝日を浴びて」
こぐまさん「朝日を浴びて」

広角レンズでも、開放F値が小さい明るいレンズであれば、きれいなボケが出せます。手前も背景も大きくボケていること、そして見せたいポイントにはしっかりピントが合っていることがポイントです。

背景を大きくボカして
主役を引き立てることができる

けろよんパパさん「春爛漫」
けろよんパパさん「春爛漫」

望遠ズームレンズの望遠側で、さくらの枝の一部分をズームアップ。背景を淡いピンク色の壁紙のようにボカして、手前の枝を引き立てています。優しい色合いで穏やかな気持ちにさせてくれますね。

カメラの「絞り」を操作して、
個性的な作品づくりをしてみませんか?

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ありがとうございました。

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