
「カメラはじめの一歩プラス」は、「カメラ初心者」の皆さまを対象にお届けする撮り方ガイドです。カメラまかせで撮影を楽しみながら、いい写真を撮るためのコツやポイントを学んでいきましょう。
「カメラはじめの一歩プラス」は、「カメラ初心者」の皆さまを対象にお届けする撮り方ガイドです。カメラまかせで撮影を楽しみながら、いい写真を撮るためのコツやポイントを学んでいきましょう。
全自動モードで撮影すると、ストロボが光って背景が暗くなってしまうことがありませんか?今回は、まわりの雰囲気を 大事にして撮るために、ストロボをオフにしてナイトシーンを上手にきれいに撮るポイントを見てみましょう。
イルミネーションのきらめきをバックに、人物の写真を撮りたいシーンってありますよね。きらきらと幻想的な雰囲気で 人物もきれいに撮れたら、こんなすてきな写真になりますよ。
「わあキレイ!」。お子さんの感動が写り込んでいる写真って魅力的。
人物の表情を明るく撮影できた
写真を選びました
その場の光だけで、
自然な雰囲気に!
華やかな光を背景に選び、
キラキラ感のある楽しそうな
写真になりました
ナイトシーンを撮るコツはたくさんありますが、
次の3つを意識しながら撮影してみるといいですよ。
暗い場所での撮影は難しいですよね。お気に入りの写真が1枚でも撮れるように、まずはたくさん撮ることを心がけましょう。ナイトシーンの撮影では、いかにカメラをぶらさずに撮るかがポイントです。本来は三脚の使用がベストですが、三脚がないときブレが目立たないように撮る方法があります。まずはテーブルやイスなど、しっかりした場所にカメラを置いて撮ること。あるいは壁や大きな木にもたれかかり、体を支えるのも効果的です。
その場に何もない場合は、カメラしっかりと構え、両脇をしめ、ゆっくり息を吐きながらシャッターを押すといいでしょう。少しでもブレの少ない写真を撮るために、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
夜祭りや盆踊りを撮るとき、完全に日が沈んでしまうと、空が真っ黒の写真になってしまいます。雰囲気よく撮るなら、日没前後のまだ空の明るさが残る時間帯がおすすめです。空の深いブルーと、照明の明かりのあたたかみが、いい雰囲気をつくり出してくれますよ。
イルミネーションといっしょに撮るときも、人物の表情を明るく写すことをメインに考えましょう。ついついイルミネーションに心を奪われがちですが、イルミネーションは人物の引き立て役です。ピントをしっかりと人物に合わせることが、撮るときの基本です。
ワンモアSTEP!さらにお気に入りの一枚を撮るために
打ち上げ花火を背景に。
ママと一緒でご満悦!
多くの人で賑わう夜店。
ママにだっこされてれば怖くないよね。
夕暮れ時や夜間の撮影で気になるのが、カメラのブレですよね。
ワンランク上のナイトシーン撮影におすすめしたいのが、カメラをしっかり固定する「三脚」、カメラに触れずにシャッターが切れる「リモートスイッチ」です。また、暗い場所でどうしても明るさが足りないときは、内蔵ストロボより光量の大きな「スピードライト」も、あると便利ですよ。
※画像はイメージです。
安心のキヤノン公式ショップ。カメラ、プリンター、各種アクセサリーなどを販売しています。
プロ写真家が、カメラの使い方や写真の撮り方を指導。講義と実技で楽しく写真が学べます。
夜祭りや盆踊りは、日本の夏の風物詩。「納涼」の雰囲気がいいですよね。踊る人々の浴衣姿、やぐらや提灯なども、日本的な風情を表しています。日本の夏らしさをすてきに撮りましょう。
おしゃれをして、盆踊りデビュー。きれいな光の中で撮れました。
濃いブルーがきれいな
「マジックアワー」に撮影
人物が重ならないタイミング
を待って撮れました
盆踊りを「背景」として活用
背景に動きが出て、楽しそうな
写真になりました
派手で迫力ある打ち上げ花火だけでなく、手持ちの花火は、魅力的な夏のナイトシーンのひとつですね。花火だけではなく、花火で遊ぶ人もいっしょに写せると、いい雰囲気の写真になりますよ。
お子さんは手持ち花火が大好き。普段とは違う表情を見せてくれますよ。
暗い中でしたが、きちんと
顔にピントを合わせました
子供の表情がよく見える
ようにカメラの位置は低く
煙が顔にかからないように、
風上からカメラを構えます
※サンプル写真は、作品として仕上げるため画像調整を加えております。
CANON iMAGE GATEWAYでは、会員限定コンテンツを続々更新中。
EOSの使いこなし講座やフォトコンテストなど、楽しく役に立つコンテンツが満載!
ぜひログインしてご覧ください。