写真用語集 – HDR

写真用語集

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HDR、ハイダイナミックレンジ、HDR撮影

えいちでぃーあーる、はいだいなみっくれんじ、えいちでぃーあーるさつえい

明暗差が大きい時に有効な画像合成のテクニック、HDR

HDRとは、デジタルカメラの明暗差(ダイナミックレンジ)の大きい場面を表現する際に有効な画像合成のテクニックです。


明暗差の大きい場面では、明るい空の部分が白飛びしてしまったり、暗い影の部分が黒つぶれしてしまったりするケースがありますが、HDRのテクニックを使えばこの両方を解決して双方のディテールを活かした表現ができます。HDR撮影では、三脚などを使って画面が動かないように固定し、明るさ(露出)の違う写真を数枚撮影します。その画像をHDRに対応した画像編集ソフトで加工すれば完了です。RAW形式で撮影された画像であれば、1枚のRAW画像から明るさを変えて現像した画像を数枚作成し、それをHDRで合成しなおすことで同様の効果を得ることもできます。また、このダイナミックレンジの広さを効果的に使い、雲や夜景などの風景に実際の見た目以上のドラマティックな印象を与える技法もよく使われています。


作例では、空の白飛びを抑えるために[-2]の露出補正を行って暗めに撮影した写真(写真A)と、右側の建物のトーンを出すために[-1]の露出補正を行った写真(写真B)、そして左側の建物の黒つぶれを防ぐために[+2]の露出補正を行って撮影した写真をHDRで合成しました(写真D)。写真Dは青空のトーンも美しく再現され、左右の建物のディテールもつぶれずに再現できており、全体的にドラマティックな雰囲気に再現されています。 ただし、HDR撮影では複数枚を合成するため、走行中のクルマや飛んでいる鳥などの動きのある被写体には画像がずれて使えませんので注意してください。

HDR、HDR撮影

写真A:[-2]露出補正

HDR、HDR撮影

写真B:[-1]露出補正

HDR、HDR撮影

写真C:[+2]露出補正

HDR、HDR撮影

写真D:写真A~Cの3枚をHDR処理

写真やカメラの専門的な用語を簡単にわかりやすく解説

写真やカメラの用語にはちょっと難しい言葉も数多くあります。 この写真用語集では、よく耳にする写真の撮影方法やカメラに関する専門用語をあつめて、 初心者の方でもわかりやすく作例やイラスト入りで解説しました。

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