写真用語集 – 手ぶれ補正

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手ぶれ補正

てぶれほせい

カメラやレンズに内蔵された、手ぶれを防ぐ機構や機能のこと。一般的に、手ぶれするシャッタースピードの目安は「1/焦点距離」秒以上といわれており、たとえば200mmの望遠レンズなら最低でも1/250秒より速いシャッタースピードでなければ写真がぶれてしまいます。 しかし、最新の手ぶれ補正機能はシャッタースピード換算で約4段の補正効果があり、計算上は、1/15秒でも手ぶれしないことになります。手ぶれ補正機構を搭載したレンズを使用するとファインダー内の画像の揺れも少ないので、手持ち撮影でもフレーミングしやすくなります。 ただし、手ぶれ補正機構を使えば三脚が不要になるわけではありませんので、暗めの場所では三脚を使いましょう。三脚使用時は、逆に手ぶれ補正機構が誤作動して写真がぶれる場合もあるので、手ぶれ補正機構をかならずOFFにしておきましょう。 作例写真は、手ぶれ補正機構付きの100mmマクロレンズを使いました。100mmマクロだと1/125秒以上のシャッタースピードで撮影しないと手ぶれが怖いのですが、写真1は手ぶれ補正をONにしたので、低速の1/30秒でもぶれずに撮影できました。一方の写真2は、手ぶれ補正をOFFにして撮影したので、同じ状況でも写真が手ぶれしてしまいました。

手ぶれ補正

写真1:手振れ補正ON

手ぶれ補正

写真2:手振れ補正OFF

写真やカメラの専門的な用語を簡単にわかりやすく解説

写真やカメラの用語にはちょっと難しい言葉も数多くあります。 この写真用語集では、よく耳にする写真の撮影方法やカメラに関する専門用語をあつめて、 初心者の方でもわかりやすく作例やイラスト入りで解説しました。

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